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きっと私たちは自分の手で未来をつくってく


この1週間いろいろなことがありすぎた。
この広い日本で同じように悲しみに暮れる人がたくさんいて、日本全体がよい方向へ向かうように望んでいたと思う。

私はその間自宅にいなければいけないことをいいことに、TwitterとYoutubeを食い入るように見ていた。

そこには自分が知らなかったことが溢れていて、たくさんの情報の波にのまれそうで、こんな知らないことばかりでのうのうと生きていたことに悲しくなった。



今まで私はそこまで政治に興味がなかった。前回の衆議院選挙くらいから各政党の考えなどをまとめてくれるインスタグラムのアカウントを知り、身近に考えるきっかけになったから興味が湧くようになった。

よくよく見てみると各政党で考えも大切にしていることも全く違っていて、私が「こんな風になったらいいのに」と思っていることを「しません」と言っている党もある。
そこまで極端じゃなくても「検討します」って書いてるけど、ちゃんと見てみたら反対じゃないか!ということはたくさんあった。今まで選挙の前にポストに入っている新聞で候補者の政策を見て「この人いいな~~」くらいにしか考えていなかったことが恥ずかしくなった。

今回の選挙はいろいろ考察されているけれど、Youtubeやtiktokをうまく使っている党は躍進したというのは今までと大きく違ったことのひとつだと言われている。
考察を聞いていると、インフルエンサーさんが応援していたり良い部分が切り抜きされたり、そんな動画を見ているとレコメンドでどんどん似たような動画が流れてきて、良いように見えてくると。

私もずっと見ていると良いように見えてくる気持ちはわかる。そして切り抜き動画は前後関係を抜きにし、文脈を無視してその言葉だけ届けられることで、良くも悪くも本来の意味を成していないことも。

SNSは意図的に調べなくてもそんな情報が流れてきて、結構刺激的なことだってある。言葉の通りそのまま飲み込むと、本来の意味と離れてしまうこともある。

とはいえ、興味を持つよいきっかけになる。
私もSNSきっかけで知ったことも調べると「いいこと言ってるように見えて意外とそうでもないな」と思うことは過去に何度もある。
そんなことがきっとまだまだある。


もっともっとよりよい世界になるよう祈るように投票した人たちの中には、今回の結果は大きく変わることがなくって、落胆した人もいるかもしれない。このままいつまで経っても現状は変わらないように思う。

賃金は上がらないだろう、同性婚は認められないだろう、選択的夫婦別姓は認められないだろう、子どもを育てにくいだろう、戦争できる国になってしまうだろう…
未来はまだ分からないのにそんなことを考えてると悲しくなっていく。


それでも生きる限りは、今自分にできることでよりよい未来をつくるしかない。

押し寄せるたくさんの波に溺れないように、流したりうまくその波に乗ったりして、心を守りながら今を生きていく。

ちゃんとこの先も生活できるようにお金の勉強をして、うまく生きられるようにいろんな知識を得て、こんな世の中になってほしいと声をあげて、今身の回りにある人間関係を大切にして、せめて自分と自分の周りは幸せにしていきたい。

知らないことが不安を煽りどんどん未来に希望が持てなくなるし、自分はこの手で変えれるから希望は見える。

この先、まだまだ長いのだから。
私だって落ち込んでいる暇はない。


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