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夫と二人旅〜三原①〜

またまた夫と気分転換の旅、今回は佛通寺。紅葉の季節に一番賑わっているので、冬はほとんど人気がなくとても静かでした。

橋を渡って山門へ。
境内、枯山水。

本堂に参拝していると読経が始まり、しばらく手を合わせました。境内を少しだけ(何故か遠慮してしまいました・・)見学してから外を散策。

池の向こうには三安観音様。
開山堂への長い階段を登っていきます。
息を切らしながら、あと少しあと少し。

少しずつ見えてくる多宝塔と、羅漢像さんたちに見守られながら開山堂に無事到着。

開山堂と地蔵堂。

静かで凛としていました。紅葉の季節には中が拝観できるのでしょうか。外から合掌しました。暫く山の景色を楽しんでいると、次第に寒さも薄れてポカポカした気持ちで下山。

渓聲の小道、川のほとりで耳を澄ます。

『龍は仏法と水の守護神です。横を流れる川は『活龍水』(仏通寺川)と呼ばれています。この小道を歩くとき、会話を止めて静かに耳を澄ませてください。そして、龍の声(川のせせらぎ)を味わってください。』

小道を進んで立ち止まり耳を澄ませる、また進んで立ち止まって耳を澄ませる。立ち止まった場所で全然聞こえ方が違います。川へ降りてまた聞き入って、龍の声を堪能しました。

それから少し車を走らせて昇雲の滝へ。細い山道を15分ほど歩いて行きます。

多分杖用の枝が沢山置かれています。

またまた息を切らしながら登ったり降ったりして、ようやくあと300mというところまで辿り着きました。

大きな岩と水の音に圧倒されます。

この地点から風が強く吹いて、水の音が鳴り響きます。絶対どなたかいらっしゃるね・・!と夫と頷き合う(笑)少し休憩して歩き出します。が、ここからの道が険し過ぎました。

大きな岩を眺めながら進んでいきます。
そしてようやく辿り着いた昇雲の滝。

足がダメになるかと思いましたが、滝を見たら一瞬で疲れが吹き飛びました。美しいー!大きな岩の上から暫く眺めました。

そして中間地点まで戻り、また目を瞑って風に吹かれながら水の音を聞いて、贅沢な時間を過ごしました。(正直、中間地点まで歩くだけでも価値があると思います。)

余韻に浸りながら車で戻り、もう一度近くを散歩して佛通寺を後にしました。たくさんの大きな木に囲まれて、水の音を聞いて癒されました。春になったらまた訪れたいです。

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