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彼女が天に昇るとき

こんばんは
なんだか最近、少しずつ春がやって来るのを感じますね。

前回の記事はこちら

ただオタクがSNSをかわいくして喜んでるだけの記事です。お時間がありましたらぜひ。

今日2月22日は推しの命日です。
突然なんの話しだよ、となるかもしれませんが思い出してください。このnoteのタイトルを。
「推し、死にたまふことなかれ」
私の推しはよく天に召されます。今日はその推したちの中の、一人の女の子の話です。

※この記事には東京卍リベンジャーズのネタバレを含みます。苦手な方、避けたい方はどうかそっと逃げてください。

東京リベンジャーズという作品を皆さんはご存知でしょうか?原作の漫画だけではなく、アニメ、映画、舞台とメディアミックスされ、それぞれ人気を博しています。
私もそのファンの一人です。アニメ一期を見てすぐに当時の既刊を全巻買い揃えました。実写映画も視聴済みで、近々公開される続編を楽しみにしています。

東京リベンジャーズはいわゆるヤンキー漫画で登場人物の9割は男性ですが、数少ない女性キャラクターもとても魅力的です。もちろん、私の推しも。

「佐野エマ」

女性キャラクターの中でも、最も好きな女の子。そして、私の最推し「佐野万次郎」(マイキー)の妹です。

エマはね、天使なんですよ。

もう本当にかわいくてかわいくて仕方がないんです。中学2年生の女の子で、マイキー(兄)の相棒のドラケンのことが大好きで。ドラケンにも自分を好きになってもらいたいから頑張るし、家にはおじいちゃんとマイキーしかいないので家事も頑張るし。美人でギャルで一瞬近寄り難いけど、懐に入れた人には笑顔を向けてくれる。

そんなエマが亡くなったのは、中学2年生の冬。

エマはマイキーのお父さんと、黒川カレンという女性の間に出来た、マイキーとは半分血の繋がった妹。ちなみにカレンさんはエマとそっくりの美人です。パチンコを打つ横顔ですら美しい。

お父さんが亡くなり、女手一人でエマと、前の旦那さんの連れ子だった黒川イザナを育てることに限界を感じたカレンさんがエマを佐野家に預けたことで、エマは佐野家の仲間入りをします。その当時は長兄の佐野真一郎が存命だったので、エマは男三人の中に突然放り込まれたことになりますが、徐々に打ち解けて仲良く暮らしていました。

そしてエマは中学2年生の2月22日、兄のイザナの仲間だった稀咲に頭を殴られてそのまま帰らぬ人となりました。

作中ではエマの死に打ちひしがれるマイキーとドラケンに未来を知る主人公のタケミチがメッセージを伝えたことで、二人は遅れながらもイザナ率いるチーム、天竺との戦いに合流します。

いやいや待って?私まだ消化出来てない。
え?稀咲許せないのに死んだんだけど。

私の感想はこれでした。
推しの死を前にオタクはあまりにも無力。

そして兄のマイキーも無力。悲しいことを悲しいと発散することも出来ず、どんどんバランスを崩していくマイキーもつらい。

もうしんどいよこの漫画…。
そう思いつつも、様子を見ながら漫画アプリで毎週単話買いする日々。

そしてとうとう迎えた最終回。

エマが生きてるぞーーーー!!!
イェーイイェーーイ!!!ドンドンパフパフシャンシャンシャン!!!!!

そう、最終回では今まで亡くなった人たちが生きている未来を迎えます。やったねタケミチ!

どういうことやねんと思いますが、もうそれ以上でもそれ以下でもありません。原作がそうなんだから。みんな生きててマイキーもタケミチもみんなハッピー!最高!

私一個人はマイキーを好きな人間として、本当に良かったと思いました。マイキーは大切にしている仲間が居ないと生きていけない人だから。

そしてなによりエマがドラケンと結ばれて子を授かっている。オタクは感動した。エマの想いが今度はちゃんと通じていたことが嬉しくて。

エマ、ずっとずっと幸せに生きていてね。
オタクが推しに願うことなんて、結局それだけなんだなと改めて。

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