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テルマエ展の話

お風呂、だーいすき\(^^)/
私はtheオフロスキーなニホンジン♪

ということで行って参りました、テルマエ展!!

平日の真昼間だったので社員さんたちがたくさんいたパナソニックビル
入り口が分からず右往左往したパナ美(初めてではないはずだが…)

そんなこんなで 
テレテテ〜♪♪♪
(頭の中で流れるふしぎ発見のテーマ)
テルマエとは、熱い=ギリシャ語の「テルモス」から来ているんですって。

まずは古代ローマのあれやこれやからGO!
当時の文化を知るということで、歴史についてそんなに興味が無い(おい)私でもフム…となる面白い展示。

兜→「目をくり抜かれないように」穴が小さく作られている、って怖すぎるんだが!

イチジクのある静物
イチジクは「花をつけずに木に実る果実=神々からの贈り物」なんだって。なんか素敵やん。

有名な炭化したパン(レプリカ)もあってアゲ〜↑
炭化したパンはポーチとかも売ってておもろ。

おなじみポストカードの画像でお楽しみください。

ガラスの杯や壺やらは年月を経て銀化してオーロラに輝いててウットリ…

展示物ではないがここでワシの持ってるローマングラスのペンダント見てって〜

ランプとかもいちいち装飾が凝ってて、当時の美意識とか文化的にかなり高いレベルだったんだろうなと。

橋本コレクションの指輪たちもたくさん展示されていて、なんというかすごい年月を経た指輪たちの放つ念みたいなものをビシバシ感じた。
男根が浮彫された指輪なんて、まんまVivienneにありそうだし…!笑

「あっちにコーヒー牛乳の自販機あったよ~」

そしていよいよ古代ローマの浴場へ。
浴場の利用手順としては、
衣を脱ぎ→軽く運動する→水浴び→温浴→熱湯→マッサージ→食事したり音楽を聴いたり朗読会をしたり。
図書館なんかもあったりして、もう本当に現代のスーパー銭湯!!

カラカラ浴場の模型は見てるだけでワクワク。ここ、行きたい!一日中楽しめそう!
しかも6000人〜8000人も入れたらしいから、桁違いのスパラクーアじゃん笑
紀元前の時代に水道の設備が整えられてて、このときからライオンの口からお湯を吐かせてたのか…冷静に考えてすごすぎる。

見てよ、この充実した施設

紀元前からこんなふうにお風呂のある生活を楽しんでいたなんて思うと、やっぱり私たちがお風呂大好きなのは人間の遺伝子に組み込まれているものなのだな。
当時のお風呂グッズもとてもかわいい。
ボディケア用品がセットになってるやつとか。私も小さい小瓶にオイルやバームを入れて銭湯に行きたーい!とうずうず。

「海から上がるヴィーナス」。ヴィーナスも濡れた髪をぎゅっと絞るのね…


そして後半は日本における入浴文化について。

もともと宗教的意味合いが強く、汚れと穢れを清める行いとして広まり、湯に浸かるようになったのは江戸時代から。
「光明皇后(聖武天皇の后)の千人風呂伝説」がなんじゃそりゃーって感じで面白かった。ちょっと千と千尋っぽい話。気になる人は調べてみて。

江戸時代のお風呂屋さんの模型。
「洗濯は小さい物でもしないで下さい。」

あとは最近のものだと横尾忠則の銭湯PRポスターもザ・横尾!って感じで好きだったわ〜

「マイホームにお風呂(バス)がある…」
家のお風呂の普及に大きな関わりを持っているパナソニックの美術館で催されているというのもなかなかオツなものですな。

そんな感じで、思いのほか楽しくて勉強になった展示だった!
見終わってそのまま銭湯に寄ってサウナも楽しんで帰りましたとさ。
やっぱりお風呂、大好きー!

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