努力と挫折

おなかいっぱい

最近仕事は在宅で堕落した生活を送っていたから
今週、早起きできたら朝マックに行こうと決めてた。
金曜日にしてようやく仕事開始1時間前に起きることが出来てマックへと向かった。
朝からマックなんて重たいかな～って少し心配したけど、注文して一口ソーセージエッグマフィンにかぶりついたときにはそんな心配飛んで行った。
でも愚かな私は+50円してまでサイドメニューをハッシュドポテトからチキンマックナゲットに変えていたので30分後にはやっぱりか、とぱんぱんになったお腹をさすりながら家に帰った。
しばらくして午前中はずっとお腹が痛かったのでしばらくマックはわくわく外食リストから外されます。
ここ一週間の朝マック行きたい欲は530円と腹痛のおかげで解消されたのでおっけーとしよう。

最近以前とは少し変わった仕事をしていて、実力派の少し偉い人の側近に従事している。
ビッグネームな人相手にも堂々と対応していて人当たりも良くて、努力でのし上がってきた本当にすごいなぁって人。
関わる前にインタビュー記事見て、経歴も実力も華やかで住む世界違うなと思っていたけれど、そばで仕事を始めて色々話していく内にその人の心の内を少し知れた。

学生時代経験の面で周りの人に対してコンプレックスを抱いていたこと、
大きな企業にいたけれど散々叱られていたこと、
堂々としているように見えて内心すごく緊張していること。

これらのことは雑談中に教えてもらうまで全然知らなくて、私から見たらすべてが完璧なこの人もただの人間なんだと分かって安心した。
けれど私だったら打ち砕かれてしまいそうな経験もその人は成長に活かしていて、完璧に見られるような努力をしていてやっぱり眩しかった。

仕事をしている中で今回のように尊敬できる、憧れる人という対象が多くなってその度に良い経験をさせてもらってるとありがたい気持ちになる。
私は自分が満足すればそれでいいと思うけれど、結局は憧れに向かって頑張っている自分が好きなのでなりたい像を見つけ努力することが自分が一番輝ける瞬間なのではないかと思う。

でもそれと同時に「何者かになりたい自分」と「何物にもなれない自分」の理想と現実のギャップに心を砕かれそうになる。
憧れの人はたゆまぬ努力の末そうなっている訳で私が少し意識をした程度では全く近づけない。憧れのそばにいる事で少しだけ自分も特別になったような気持ちになるけれど現実はそうではないと気づけてしまうと苦しい。

私は今までの人生で努力をしたことがない。
それゆえ挫折を経験したこともない。
就職活動の時に「挫折した経験はありますか？」と聞かれることがあるということで考えたときに気づいてしまった。
今までの人生のイベントで努力と言えば受験や就職活動などだろう。
高校受験も大学受験も自分が行けそうなところを受験したら合格し、就職活動もこだわりがあまりなかったので一社受けたら合格を貰いそこに決めた。
しかも合格したその先の生活はどれも悪いものではなくむしろ楽しいまであったので本当に運がいいんだと思う。
そんなのらりくらり人生を歩んできた結果努力をしたことがないコンプに陥っている。
どれくらいコンプかと言うと唐突に「私はなにも努力していない」と深夜に3時間泣きわめくことがあるくらいには拗らせている。
それでいて何物にもなれない！と嘆いているのだから馬鹿なものだなと自分でも思う。
友だちに「努力したことないんだよね」と言うと「努力を努力と感じてないだけだよ」と言ってもらった。そうかなあ、と思いつつもその子が努力と認識していなくても私から見たらめっちゃ頑張ってるじゃん！と思う事例もきっとあるだろうから同じものかな。
自分が納得できるくらいの努力をしたときにはきっとそれは自信になって、次の行動への活力にもなるだろうから人生の目標の一つに「努力したと思えることをする。」を入れようと思う。

当社比良い感じに〆れたところで夜ごはんにおなかいっぱい食べたスシローの腹ごなしになったので終わろうと思う。
朝マックの食べ過ぎでお昼ご飯を抜いたのでぺこぺこになりながらスシローに行った。
今日はお金を気にせずに食べるぞ！と意気込んで1皿1貫のお寿司を5皿くらい頼んで富豪気分だった。
でも一番おいしかったのは1皿2貫の寒ぶり。
12皿と茶碗蒸しとポテトとチョコケーキで￥2400。
良い週末になりそう。