初めてのフランスアンティーク

秋口にアンドロイドテレビを購入したことから、手軽に快適にYouTubeを視聴できるようになった私。
今まで何の選択肢もなく、クソつまんないテレビを見ていたのが本当に時間の無駄だったと痛感しています。
ふとした時にはやっぱりテレビと向き合ってることが多いから、そこに映ってるものが何なのかは重要です。
有料チャンネルの契約をしていてさえコレですから(好きな番組はそうそうやってない!)、そうじゃない方は本当にもったいない。
ネット環境は偉大です。

最初はシングルママの古民家DIY、次は高額福袋の紹介、古着のせどり、「ていねいな暮らし」系、フランス蚤の市など、手当たり次第に見た。
しょっちゅう見ているので発信者のテンションに飽きたり疲れたり。
次第に激しいものから離れ、ストレスの少ないコンテンツに移行していった。

そして今、いちばん楽しんでいるのはやはり蚤の市です。
もともとリセール市場が好きで、普通のお店で買うのは食材ぐらいという生活をしていますから親和性が高いようです。
国内のフリマ動画もたくさんありますが、自分も知ってる風景だからどうってことはない。

ヨーロッパ在住日本人の方の蚤の市動画がとっても楽しい。
通貨や相場のことが少しわかるようになるのも面白い。
私は海外に行きたいとはこれっぽっちも思わずに生きて来ましたが、もっと早くこういう世界を知っていたら違ったかもしれない。
今なら蚤の市めぐりだけして帰って来ても楽しいだろうと思う。
「欲しいものはこういうもの、予算はこれぐらい」とリアルにイメージできる。
そんで、免税店でエルメスのバッグでも買って帰国後に転売したら飛行機代金出たりして?
昔はそんなバイトの話も聞きましたが、今はないのかな?(笑)
店頭で買えるエルメスがないかもですね。

まあお金がないから実際には行けないわけで、しかたなく身近で探すことになる。
ちょっと前、とあるアイテムが欲しくなった私。
見つかるわけないよなと思いながら捜し始めたら、、、その日のうちにあっけなく見つかりました。

動画でおなじみの素敵なアンティーク食器。
お店の人がよく知らなかったみたいで、とても雑に売られていた。
「こういうアンティーク調よくあるよねー」
と裏返してみたら、見覚えのあるスタンプ。
え?コレ本物じゃないの?と3分ぐらい調べたら(3分でわかるほど明らかでした)やっぱり本物。

ありがたく購入いたしました。
たぶん、日本の相場の十分の一ぐらい。

初めて「欲しい」と思ったものは1日で見つかってしまった。

自分で言うのも何なんですが、私はモノに関してはとても引きが強いんです。
欲しいと思うモノはだいたいお手軽価格で見つかります。

初めてのフランスアンティークとの出会いはそんなふうでした。

モノはあるけどカネはない。
そんな人生を生きています。

つらい毎日の記録