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新しいテレビがもたらしたもの。

うちは年末にテレビを買い替えた。
もともと分不相応にデカいテレビだったのだが、さらなる性能を望んで満を持して買ったのが東芝のアンドロイドテレビ。
ひと回り大きくなり、映像がクリアになり、驚くべきことに、気軽にYouTubeが見られるようになった。

しばらく使い方がわからなかったのだが、なんとボタン一つでオッケー!
アカウントを同期したらすぐに大画面でYouTubeのデカいロゴが表示されてカルチャーショックだった。
今まではPCで動画を見ていると入力作業ができなかった。
アンドロイドさんのおかげで、大画面で動画を見ながらこうして駄文を書くこともできる。

私の貧しかったビジュアルライフは一気に活性化した。
最初に見たのは久保田早紀のミュージックビデオね。
ほんとにあの人は美しい人で、すばらしい歌手だった。。。
久保田早紀は私の永遠の憧れです。

動画が見られて一番よかったのは、くだらない地上波で時間を潰す必要がなくなったこと。

スッキリ→バラエティの再放送→ヒルナンデス→ミヤネ屋

時々入れ替わりはあるものの、日中のテレビはほぼこの流れだった。
貼り付いて見てるわけじゃないですよ。
だいたい何かしながら見ています。席を外すこともしょっちゅうだし、出掛けたりもします。
スッキリでは余計な企画もあるのでそんな時は見てなかったけど、おおむねこのチョイスで数年。昨年ぐらいから朝の時間帯の番組ががらりとかわって、スッキリ一強時代は幕を閉じた。
しかしまあ全体的に偏向した報道ばかりで、バラエティ系も韓国アゲや芸人の小遣い稼ぎみたいなゴミ企画ばかりで面白くもなんともない。
あきあきしていたところだったので、ほんとによい買い物だった。

最初にハマった動画はね、

シングルマザーが古い家をDIY
なかなかの美人さんが、かなりのお金と時間をかけて家を住みやすくDIYしていく動画。
音楽も素敵で、最後にお料理が出てくるのも良かった。
ただ、何本も見ていくうちに私には彼女のアクティブさがだんだん辛くなってきた。
こんなに自己実現に向けてまっすぐに進んでいる人がいるのに、私ときたらなんでこんなクズなのだろう。。。死にたい。

そんな時ふと、アンドロイドさんにおススメされた違う動画を見てみた。

福袋買いまくり動画
買った福袋を次々に紹介する動画。
コーチをはじめ、とにかくさまざま。
5万とか10万とか、高額福袋を大量に買っているのに驚いた。
再生数と登録者がスゴイ数なので、購入代金は収入で相殺できるということなのだろう。
最初は面白かったが、だんだん空しくなってきて脱落。
しょせんはインフルエンサーによるブランド宣伝。

美女のメルカリ動画
若い女性数名がほとんど同じ作りで古着転売の動画を公開していた。
髪型やメークも似ているので最初は区別がつかなかった。
一着100円という仕入れルートも、在庫をストックする箱も同じ(笑)。
スクールやってるとこまで同じ。
どういうこと?支店的なもの?どこかの会社がやらせてるの?
そんで紹介してる服がブランド品を含むけっこういいものばかり。
100円でコンスタントにブランド服が仕入れられるなら儲かるのは当然。失敗するわけがない。
でもそれ、卸す方に何のメリットがあるのだろう。
卸すよりも自社で出品担当者を雇ったほうがよくない?
ここにはウラがあるはずだ。
いろいろ調べてみた結果、私には向かないし、私による再現性がないという結論に至った。
動画やスクールで収入を得られる口八丁の若い美人なら1チャンあるのかもしれません。

男性のメルカリ仕入れ動画
こういう動画があることを全く知らなかった。
面白くて次々に視聴。←今ココ
でもねえ、動画で出てくるような逸品は実際には見つからないんだよね。
動画を見た人たちが毎日殺到して買いあさっているのかもしれません。
「こういう視点で見るんだな」というところはわかったし、すごく勉強になった。

フリマ、蚤の市お買い物動画
国内、ヨーロッパ、さまざまなものがあるので色々見てる。
しゃれた音楽を入れてテロップで説明するタイプがいいですね。
仲間内でキャッキャウフフやってるところは基本いりません。
そういうのもあっていいけど、繰り返し見るのはうるさくない動画です。
見る側からしたら、素人のへたなキャラを押し出されてもうっとうしいんですよね。
めっちゃくちゃキャラ立てて顔出しでオープニング動画作ってる動画ありましたが、見始めてすぐノリがイヤでやめました。
う る さ い。
見たいのはあんたじゃなくて雑貨なのよ。

ピーターの買い物動画
これ、一昨日見つけて鑑賞したやつ(笑)。
私の知ってる古着屋さんでの収穫を嬉しそうに紹介していた。
価格帯ちょっと高いんだけど、値上げしたんかな?
ピーターさんほどの富豪になるとこんな値段でこれを買っちゃうんだなあと興味深く拝見しました。
、、、でも楽しそうだから値段は別にいいんだよね。
お元気そうで何よりです。

というわけで、新しいテレビのおかげでしょうもない偏向番組を見なくて済むようになりました。
でもこうやって問題意識を持つ人間が脱落していくとテレビを見るのはアホばかりになってしまい、それもよくないとは思うけど、時間は有限だし、いつまでもアホにつきあっていられません。
時間の感覚がなくなっちゃうのが難点です。

この、壁のようにデカいテレビを見るたびに、テレビだけは人並みのものを買えたという感慨があります。
よりよい人生のために前に進みたい。




つらい毎日の記録