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ホテルライクに憧れる。

今の体温 35.8

先月、素敵なホテルに泊まった。
ハウステンボスの中にあるウォーターマークホテル。
勾配のある天井が可愛い、最上階のロフトルーム。
本当ならこんなところに泊まれる身の上でもないのだが、疲れ切っていたことと、家族の連休が取れたこと、閑散期キャンペーンで朝食付きの格安プランがあったため即決。
疲れてるのなら家でゆっくり休んだら、という見解もあると思うけど、まあこんな機会は二度とないと思うので行くことにした。

目的はホテルの部屋を満喫することだ。
ハウステンボスはあんまり興味ないので中では遊ばない。
ホテルの前が海なので、散歩ぐらいしたいけど。

客室は欧米のお嬢さまのお部屋のようで、とても可愛らしかった。

バスルームとトイレが広く、真っ白でセレブっぽかった。
山猫が昼間からゲームに興じていたので、私はバスルームで本を読んだり、絵を描いたり、持ってきた大量の使用済マスクを洗ったり干したりした。
ホテルでは洗濯ものが意外と早く渇く。

夕食は近くの焼肉店かジョイフル(笑)に行く予定だったが、出掛けると駐車場からホテルまでのシャトルバスの最終に間に合わないことが判明。
不便だなーと思いつつ、カップ麺やおにぎりなどを用意していたので手軽に済ませた。

持参したお気に入りの梅酒「眠り姫ア・ラ・フランセーズ」、素敵なお部屋でいただく。
いつもおいしいけど、格別です。とろみがあってまろやか。
梅酒と言っても4000円近くする高級品。私の数少ない贅沢です。ここに泊まるので小瓶に移して持参しました。
興味のある人はぜひ飲んでみてください。イラスト入りのラベルもオシャレな箱入り梅酒。

可愛い客室で質素な食事を取りながら、気に入ったお酒を飲みながら、こんな部屋にしたいとしみじみ思った。
とにかくベッドが快適。こんな寝室があれば人生の質が変わるだろう。

何もない部屋は何もないことに価値があり、快適さがある。
自宅にはいろんなものが揃っているのに、多すぎるから快適ではない。
難しい。
何もないって素晴らしい。

つらい毎日の記録