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コストコの気の利かなさについて

今朝の体温 37.1(ちょっと微熱あるみたい)

コストコとの付き合いも20年になる。
オープンしてすぐに登録し、以来ずっと通っている。

他の店舗がどうなのか知らないが、どうしようもなく感じるのが「ぜんぜんユーザーライクじゃない」ということだ。

どんどん新製品は出て来るが、「前のが好きだった」「別にこんなのいらん」ということも多い。勝手に新製品を持ってきて、なくなったらそれっきりで、前のものが気に入っていても客の気持ちはほったらかしだ。
顧客のニーズをどこではかっているのか不明だ。

コストコは常にその圧倒的なブランド力?のようなものと、希少性?のようなものをふりかざしていて、顧客に寄り添う姿勢は見られない。
その傲慢さをあっさり受け入れてありがたがっているのが日本の客だ。
昔ながらの日本の親切なお店には細かいことでギャアギャア文句いうくせに、まったく理解できない。

価格も、1999年においてはコストパフォーマンスが高かったが、どんどん値上がりし、今はほとんど感じない。
量が多すぎるという弊害のほうが大きい。
かつてのコストコ名物の1つがでっかいフルーツジュースで、1本198円~398円で売られていた。今は倍以上になった。
これは日本の物価の体感から見ても異常だ。この10年、20年で倍以上に値上がりした食品を私は知らない。
たぶん、日本のお店なら「これこれこういう事情で値上がりしました。でも品質を守るためです」等と必死でアナウンスすることだろう。コストコにはそれがない。
輸入食品は業務スーパーと被る部分も増えてきて、今、絶対的にお買い得なものはあんまりない。
値上げが顕著になった10年ほど前は、月に1度も行かなくなっていた。
そのためかどうか、近年はやたらとテレビでタイアップしてタレントを使って宣伝するようになった。
そんなことに使うお金があるのなら商品価格を見直したらどうか。

で、今回つくづく「気が利かないなあ」と思う出来事があった。

コストコの魅力の1つであるフードコートで「ホットドッグは20分ほどかかります」とアナウンスしていたのだ。
おそらく誰かが在庫管理のミスでもしでかしたのだろう。スピードが重要なファーストフードのフードコートで、用意するまでに20分かかる状況を作ったヤツがいる。
ホットドッグは飲み放題のドリンクが付いて180円という人気ナンバーワン商品。これが目的で来る人さえいるだろう。私たちもその1人。

コストコで買い物した後は、

・ホットドッグ(ホットドッグ+フリードリンク)
・スライスピザ(たまに季節のピザが加わる)
・スムージー(ストロベリー、オレンジ等、季節で変わる)
・スープ(クラムチャウダー、海老のビスク等、季節で変わる)

計4点を購入し、景色のいい場所に移動して車の中で食べるのが定番。
ドリンクが付いているホットドッグが必須であることは言うまでもない。
なのに20分待ちって・・・今、フードコートはテーブルが撤去されていて待つ場所さえない。しかもバカばっかりであちこちで客が密集してる。
注文できないじゃん。
期待してフードコートを訪れた顧客、つまり私の期待を裏切っている。
みんな「えー」という顔をしている。
今日は暑い。ガッカリした顧客に対してドリンクを割引するとか(単品だと割高なのだ)なんらかのフォローをしてもいいんじゃないかなあ。
前に某ドーナツ屋に並んでいたら、「お待たせしております」と言ってドーナツ配ってたよ。
不手際があって客をがっかりさせてるのに、配慮する必要を感じてないところが、どうにもこうにもがっかりの二重構造です。
会員制なのにぜんぜん会員にユーザーライクじゃないんだよね。
一事が万事で、常にこういう調子なんです。

あとね、フードコートのスタッフにはソフトクリームの作り方をしっかり教えてもらいたい。
どいつもこいつもヘタクソで、作るソフトクリームの大きさもバラバラ。形もバラバラ。車に戻る頃にはぐちゃぐちゃだよ。数分も持たない。
どうせ作るならキレイに作りなさい。

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