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ナイロビで保育士?ソーシャルワーカー?をしているワタシ

ワタシはこんな人

✔️青年海外協力隊としてケニアに来て数ヶ月
✔️現在、ナイロビにある子どもの一時保護所で活動中
✔️日本ではソーシャルワーカーとして母子生活支援施設で勤務

母子生活支援施設とは、地域での自立を目標に、シングルマザーとその子どもが生活基盤を整えるまで暮らす施設

詳細は全母協をご覧ください


ナイロビの一時保護所で何をしているの?

家庭の事情により一時保護所で暮らす子どもたちの年齢は0歳から7歳。
原則7歳までとなっていますが、事情により10歳近い子どもが入所していることもあります。

私は主に3歳以上の子どもと活動をしています。
小学校の小さい教室のような場所が施設内に一つあり、ケニア人同僚と共にクラス運営をしています。

施設に入所している間は、公教育が受けられないので、補完教育として教育の機会、遊びの機会を提供しています。

といっても、保育園児と小学校低学年が一緒にクラスにいるようなものなので、学習環境や遊びの環境はどうなのか…と思うのが正直なところ。

日々の活動詳細については、別途記事をアップしていこうと思います!
少しお待ちください!


保護される子どもたちの背景と社会問題

日本の子どもと同様に一時保護所に来るケニアの子どもの背景は様々です。

  • 虐待

  • 不適切な養育

  • 生活困窮

  • 親が服役中

  • 迷子(下記で解説します)

などが挙げられます。

実は、ケニアは深刻な職不足であり、地方から首都であるナイロビに職を求めてやってくる方が大勢いらっしゃいます。

職探しの途中で親子がはぐれ、子どもが街中に取り残されてしまい、
結果、警察に保護され施設にやってくるのです。

また、スラムで保護される子どもも多いようで、
スラム内で親子ではぐれ自分の家が分からなくなった子どもが道をウロウロしてしまい、保護されるケースも後を絶ちません。

親がいるのにはぐれるの?とびっくりされる方もいるかもしれませんが、
これがケニアの現実の一つです。

先ほど、地方から首都に職を求めて多くの人がやってくると言いましたが、
全員が定職を見つけられる訳ではありません。
地方に帰るバス賃がなければ、首都で生きていくしかありません。
住む場所を求めて、スラムに行き着く方もいます。

2025年夏まで更新していきます!

ワタシはケニアに2025年夏まで滞在予定です。

ケニアの児童福祉の現場を2年間に渡って深く知ることができる貴重な機会を頂いたので、備忘録として記録に残しつつ、少しでも関心のある方に共有出来たらいいなと思っています。

活動のことだけでなく、ケニアの雰囲気、
特にワタシが住む”ナイロビ”のこともお伝えしながら
色々な姿を見せてくれるリアルなケニアを発信できたら嬉しいです。

ちなみに、更新速度はワタシの気まぐれです…がんばります(笑)