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トリプルファイヤーを見た日

11/27。
トリプルファイヤーを見に京都は京阪・神宮丸太町駅直結のCLUB METROへ行ってきました。

ライブの告知があった夏、すぐにチケットを予約して、ずっとずっと楽しみにしてきたこの日。

お気に入りのカラフルツイードの古着のセットアップを着て、お気に入りの靴を履いて、ヘアセットも頑張って。

なぜこんなに気合を入れてライブに臨んだのかというと、私にとってはじめてのクラブだったから。ライブ営業の日とはいえ、受付の段階から少しいつもとは違う空気の箱にずっと緊張しっぱなし。何度も負けそうになりました。

けれどもずっとずっと、待ち望んでいたトリプルファイヤーが、京都で見れるなんて!家から30分もかからずして、会いに行けるなんて。色んな意味でのドキドキを抱えてライブを見ました。

なんでこんなにトリプルファイヤーが好きなのか、未だに胸を張っては言えません。なんで好きになったのかも、ちょっと思い出せない。

けれども、トリプルファイヤーを聞いている時の無敵感とか、聞いている時にしか完成しない私、というのがあります。どんだけ病んでても、トリプルファイヤーだけは聞ける。

楽器隊の緻密で堅実な演奏と、吉田さんのへんてこだけどめちゃくちゃ真実な歌詞。バンドとしてまっすぐすぎるし、その2組のギャップがありそうでなさそうで、みたいな知れば知るほど分からなくなる感じが、多分引き込まれていく原因なんだと思う。

分からなくなる、って本当に沼。


この日印象的だったのはクラブ独特の重低音。

初クラブだからそれが独特なのかも分からないけど、確実にライブハウスで聞く音とは違った音像で耳に入るトリプルファイヤーの心地の良さと言ったら!スピーカーの前まっすぐの位置に立ってたので、音が響くたび耳キーンってなったけど、全身で浴びる重たい音、それはそれは本当にやみつきになってしまう音でした。

そんな分厚い音にのせていつも通りの吉田さん。安心感がすごい。

聞いているうちに何度も肩の力が抜けるようなタイミングがあって、いろんな考え事が無くなっていく感じもあって、すごくリラックスできた。マイナスイオンでいっぱいのパワースポットに行った気分。

ライブが終わった後の気分の高揚感もいつも以上にあって、るんるんでスキップして帰りたいくらい胸がいっぱいになりました。

今回は新曲ばかりのステージで、知ってる曲は2曲だけだった。けど新曲の耳触りの良さが忘れられなくて、早くリリースされないかな〜って楽しみが増えただけだった!楽しめるかな、みたいな不安とか心配とか、ただの杞憂だった。

いつだってトリプルファイヤーはトリプルファイヤーで、今が最高なのだな、と改めて思わせられた夜だった。

帰りに、物販でサコッシュを買った。
初めてのトリプルファイヤーグッズ。

ちょっと嬉しくなったし、なんか勿体無くて全然使えてない。

次はいつ見れるのだろう!

これまで私の有線イヤホンからずっと流れてたトリプルファイヤーも最高だったけど、目の前のステージに立っていたトリプルファイヤーもやはり、最高だった。

またいつか、最高を浴びたい。

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