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Roll.14 写ルンですで撮る桜ポートレート

noteの皆さん、今日も元気そうで何より。

三月に入り、世間は卒業シーズンだ。
本来祝われるはずの大学4年生の僕は、いまだに実感もできず来月も、今の生活の延長戦で続いていくような感覚がある。

camera & film フジフイルム写ルンです

*天気も良く撮影日和

早咲きの桜を求めて

卒業シーズンに咲く桜とは別に、2月に咲く早咲きの河津桜がある。
地元の暖かい気候と相まって2月中旬には満開に近づくため、急遽撮影をしに行くことにした。

ご時世柄、被写体さんを呼んで撮影するのは少し気が引けたが、すぐに散る桜が「思い立ったらすぐ行動、タイミング逃したらあかんぞい」と言っている気がして、学生生活最後のガチ撮影だと思い、家が近い人たちに手あたり次第声をかけた。

*レンズに指がかかってしまうのは、薄い写ルンですの罠

*街並み、桜、菜の花見事なサンドイッチ

写真の用途が変わり、写ルンですが流行った

フィルムカメラを持っている僕はフィルムだけ買えばいいのだが、わざわざ写ルンですを買う理由は、機材の役割分けを明確にするためだ。

ポートレート撮影では、もちろんデジタル一眼レフをメイン機で持っていく。それに加えて違ったテイストの飛び道具として、写ルンですを位置づけてる。

写ルンですが若い人の間で流行り始めたのは、数年前のことだ。
デジタルでは得られない、柔らかく味のある色合いが人気である事は間違いない。

スマホをはじめとして写真を撮ることが、日常の中で一般化したことから、本来ある撮るという行為の楽しさについても顕在化しやすかったのだと思う。

ここからは、カメラ屋さんでアルバイトをしている僕の勝手な考察だが、写ルンですなどは画質はいいとはいえず、フィルム写真にある本来の用途だった大伸ばし(大きいプリント)向きでは無い。

一方で、若い人が写真を楽しむフォーマットは、スマホの小さい画面だ。そのためInstagramなどの小さい画面でのプラットフォームと、相性が良かったことも、ここまでフィルム文化が持ち直した大きな要因であると思う。

*次の春に

インスタグラムではポートレート写真を載せています。
▷▷ https://www.instagram.com/eringi_image/

最後までお読みいただきありがとうございます
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インスタも卒業まで”ほぼ”毎日更新します


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