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【子育て1 】こどもの本心を知るには、日々の会話とメモリアル
子どもを育てるということは、子どもと向き合うこと。
一番近くで見守っているつもりでも、今、何が好きで夢中になっているか、何かいつもと違うな、など、どんなに小さな出来事でも気付きたいし見逃したくないと思っている。
そうはいっても、見逃し配信は、自分の記憶だけなので、メモを取るのが一番良い。
メモを見返した時に、子どもの成長を振り返ることができるこのメモ帳。何にも変え難いものになってきている。子どもが大きくなった時に見よう。
脱線してしまったが、私が小学生の頃、英語の勧誘の人が自宅にきたことがある。英語やイラストの描かれているカラフルなカードや学習キットを使って、ネイティブな英語で教えてくれたことを今でも覚えている。ちなみにflog(かえる)はそこで初めて覚えた英語だった。
当時その時間が楽しくて楽しくて、英語を習いたいと思った。
けれど、私は親に英語が習いたいとは言えず、英語が楽しかったことすら伝えられなかった。
言えなかった理由は、当時習字とそろばんを習っており、それ以上習い事が増えると遊べなくなると思ったこと、子どもながらに英語はお金がかかると思っていたため、金銭的に負担をかけたくないと思ったこと、この2点から本心を伝えることをしなかった。
実はその日、親からは英語やる?と聞かれたにも関わらず、上記の事情を伝えればいいのに、当時は思っていることうまく伝えられなかったので、興味なさそうなフリをしてしまったのだ。次にまた本当に英語にやらなくてもいいの?なんて言われたら、やりたい!と言おうと決めていた、能天気な私。けれどそんな日はこなかった。興味のないフリをした子どもに二度目はなかった。
伝えることは難しい。
その場で思っていることをまとめて、筋道を立てて話をすることだって簡単ではない。伝える術を考え始めたら面倒だと感じて、伝えることをやめる方が楽だ、となることも考えられる。
そうならないようにするには、普段からよく会話をして、子どもの話を聞くこと、自分の話を聞いてもらうこと、共感すること、そんなことを普段からしていれば、きっと子どもの本心を聞き逃すことは少なくなるのではないか、と思う。
日常の会話で、自然と子どもも私も自分を知るきっかけになると思うし、長い人生を楽しむには自分と向き合い、自分をよく知ることも大切だと思うからこそ、会話(時々対話)が重要になると思っている。
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