経営兼エンジニアからの世界初バーチャル風俗「X-Oasis」正式サービスに至るまで

世界初のバーチャル風俗が、2020年8月8日にひっそりと正式にサービスインしました。

僕がX-Oasisに参入する前の軽い話から、参入からこの10ヵ月を振り替えつつ、開発の裏話や、人間関係に関する記述、考察を含め、非常に長い文章になります事ご了承下さい。

特に、キャストになるのに興味のある方にとっては、良い判断基準の文章になるのではないかと思い書いております。

WHO IS DARY?

X-OasisのCTOをツイッターのプロフでは書いてますが、僕がCEOでもあったります。いずれ、共同経営者であるバーチャルAV女優Karin(https://twitter.com/vxtuberkarin 以後Karinさん)にCEOをいつか譲りたいという気持ちがあり、ツイッターではあえてCTOと書いてますが、別に隠してはいません。

一方、僕が運営企業母体企業の代表取締役ですが、社長かと言われると微妙なところです。

僕が実際最終責任者である自覚を以って、サービスのクォリティを決定付ける最終防衛ラインとして動いていますが、方針に関しては、Karinさんの価値観を最終的に従う姿勢です。

なぜ僕が代表取締役を背負っているかと言うと、バーチャルAV女優Karinさんがバーチャルな存在だからです。メタ的に言えば、中の人の実名割れや様々なリスクを僕が肩代わりしています。

どういう口約束があろうが、社会的責任は、サービスの責任でもあるので、それでやはり責任者が誰かと言われれば、それは僕です。もし、X-Oasisでひどい目にあったら、最終的には僕のところに来てください。
お話、お聞きします。

僕のX-Oasis参加前の過去について、これ以上興味興味ある方は、過去のノートをご参照下さい。(26年前の僕〜15歳でニュージーランド留学 ~ https://note.com/_daryoon/n/n1549df0a62da)

WHO IS KARIN?

(観測できる範囲で)世界で最初にバーチャルカムガールをはじめた人であり、X-Oasisの発起人です。

Joinした経緯

2019年10に僕はX-Oasis(当時はSweetplusという名称だったに参加しました。まず、僕がバーチャルAV女優に強く心を惹かれた事が第一の要因です。

CEOが特定のキャストへの推しを公言するのも他のキャストに申し訳ないのですが、伏せるとこのノート全体が意味不明な物になるので、あえて明確にした上で、キャストに対しての想いを後で書きます。

2019年の10月24日に僕はKarinさんの存在を知り、三日間をかけて、あらゆるノートと過去の配信動画を読み漁りました。その強い意思から実現に向かう未来像がピカーと見えたので早速コンタクトを取りました。

その結果、当時リーダーであった「あまおか」さんと、Karinさんにリアルでお会いし、数カ月は無給で働く覚悟でフリーランスで受けていた仕事を打ち切り、フルタイムで参加を決めました。

二ヵ月で出来たX-OasisのVR部分

配信で見るKarinさんでヌキつつも、会議で仕事の話を当然する僕は、恋愛感情が空回りした酷い精神状態で開発を続けていました。

僕は家族のいる家で開発を続ける事ができなくなり、草津の親戚の別荘を借りて開発する事にしました。

開発に引き籠る事二ヵ月…

X-Oasisの初のお披露目配信が2019年の12月末ですので、この頃には既に配信として使う分には、ソフトウェアとしての基礎が凡そ出来ていました。

この二ヵ月で僕は技術者として必要なVRの基礎をKarinさんから学び、X-OasisのVRクライアントにつぎ込みました。未だ、解決できていない問題も多々ありますが、Karinマジックに掛かった者が発揮できる驚異的な吸収力、アウトプットだったと思います。

VRクライアントの出来に関しては、Karinさんの配信のアーカイブを始め、キャストのツイッターの動画などにも使われている場合がありますので、そちらを参考にしてください。

経営者になるための組織再編成と事業化

去年の末、ソフトウェア面は問題を多数抱えつつも、ぼちぼち順調でしたが、バーチャル風俗店としてサービスを発足するには発足するには様々な物が足りていませんでした。

まずは、キャストの人数が当時二人でした。どう計算しても、事業として割に合いませんが、当時の組織の方向性は、二人でもなんでも発足させるべきという方向性でした。

その方向性が正しかったかどうかは、もはや知る術がありませんので、良いか悪いか兎も角として、僕のリリースクォリティは満たしていませんでした。

提供できるプレイの内容の多様性が足りてなかったのも勿論、予約と遂行に必要なWebシステム、信頼関係の無いキャストとの契約内容、明確な業務フロー、マニュアル等が整備されていないと僕は考えていました。

確かに初動の二人はナァナァな感じに進められたかもしれませんが、それでサポート業務が発生して開発が遅れ、赤字のままのランニングで、更に不信感を市場に抱かれるのは不味いと思い、僕の中では「ここで辞めるか、責任者になるかのどちらかだ」と考えるようになってきました。

不穏な忘年会

そんな思惑と漠然とした不安をメンバーが抱える中、組織の忘年会が開かれ、その二週間後…

前リーダーである「あまおか」さんから、「辞めるか、固定給を出すからエンジニアとして意思決定に従って欲しい」と言われました。

僕も内心で既に、「辞めるか、責任者になるか」で決めていました。

僕はここで、Karinさんに意思決定を迫ります。

「新組織体制にしたい。Karinさんが付いてきてくれるならそうするし、付いてきてくれないなら、僕は辞める。」と告げました。

Karinさんとあまおかさんの付き合いは長く、二人が積み上げてきたものも小さくはありません。

Karinさんは号泣して、心が壊れたようになりましたが、結果として僕を選びました。

乗っ取り?それでもいい

乗っ取り…でしょうね。仮にボランティアスタッフで話が曖昧であったとしても、最初から僕は、あまおかさんの価値観の元で動くのが筋でした。

自分の価値観、自分のリリースクォリティをリーダーにぶつけて、エンジニアという失う事ができない立場を利用して、Karinさんを引き抜いた形です。

勿論、あまおかさん自身もリーダーとして、他のエンジニアに辺りをつけておくとか、事前策を用意しておく余地はあったと思います。

ですが、モラル的に言えば、僕が一方的に悪いです。

それでもいいです。僕はここで僕が悪者となっても、X-Oasisを成功させられればそれでいいと考えていました。

あまおかさんは言ってしまえば被害者だと思いますが、大人な対応をしてくださいました。詳しくはこちらののノートで。 https://note.com/karinvr/n/n3781597ac81c

あまおかさんが本来の発起人であった「VR風俗」は、上記ノートを以って、「バーチャルAV女優Karin」に意思が引き継がれ、発起人としての権威が無事に継承された事となり、分裂等は免れました。

そして法人化

2月辺りにこれらの騒動は落ち着き、新体制の組織化にかかります。

前身の組織体制で最も不安要素だったのが、個人事業であった事でした。

僕の個人事業にしてしまえば、同じ不安を他のメンバーに抱えさせる事になると思い、法人化に踏み切ります。

まず、僕のエンジニア歴が長いビジネス知識では色々不安だったので、大企業勤めの管理職の旧友に相談し、コンサルティングしてもらう事にしました。

そして、事業計画書を0から書き直すことにし、信頼関係の無い投資家に胸を張って見せられる事業計画書、損益計算書などに着手していきます。

投資家に話を持っていきつつ、同じく信頼関係の無いキャストに通用する契約書、業務フロー、事業説明資料等を用意していきます。

更に、サービスの方向性も、VR機器を所持しているユーザー向けではなく、スマホ向けのサービスの開発をリリース冒頭に持っていく事に変更しました。

この間は、VRクライアントの開発は最低限度で、Karinさんの配信に小ネタを軽く仕込むぐらいのアップデートです。

そして、弁護士や会計士を歩いて回り、法的なことや税務的な事をクリアにしていき、3年間分の損益計算書を書けるだけのデータ集めに努めました。

こうして、法人・事業として、突かれる事がないちゃんとした形にするために、2020年の2月、3月、4月が消費されていきました…。

殺したメンバーと悪者の僕

新体制に変えた時、変えた後、僕は何人かの既存コアメンバーを切りました。

働き方を変える選択肢を名目上与えた場合もありつつ、一方的に切られたと解釈されてもおかしくない切り方をしました。

切る判断は僕は何度かしてきましたが、生活に影響のないレベルでの判断しかしてきませんでした。今回は、生活に影響のレベルでの関係者のリストラもしました。

理由は、それぞれですが、事業が成功させるためにとしか言いようがありません。事業のためにと、人を傷つけ、生活を脅かした事の反動で、僕は鬱にかかっていました。

鬱でもなんでも、僕はX-Oasisを成功させる以外に、リストラした人達の思いや悲しみを和らげる方法はありません。経済的に恩恵を返す事しか詫びる事すらできないでしょう。

こうして、僕に殺された死体の山が詰まれ、Karinさんをまた泣かせてしまいました。

それでも、だからこそ、X-Oasisは成功しなければならない。成功すれば、支えてこようとしてきた人達の思いが繋がる。生き返って、一緒に笑える日が来るかもしれないのです。

僕がノートを書くのに時間がとてもかかってしまったのは、彼らに対して、せめてリリースまでしなければ、何一つ言う権利すらないと思っているからです。

僕の死生観と愛

こうして、僕は自分に対しての呪いを身に纏ってしまった。

ここまで話して、何が僕をここまで駆り立てるのかを説明するために、僕の死生観を共有したい。疑問がないなら読み飛ばしてくれて構わないません。

僕は魂の存在を信じています。神様がいるかと言われると多分信じていない。

日本人に多いのは転生の概念を薄っすらと期待しているぐらいだと思うが、僕は輪廻転生を信じていない。

何故なら僕にとって生きているとは基本的に辛い物で、もし魂に階級があるとしたら人間の魂はむしろ一番下の階級だと思っているぐらいに、人間として生まれている事を否定している…。

でも、意識は消えたくない。記憶も失いたくはない。僕という意識は身体から離れて、どこかで生きていて欲しい…そう強く願っていれば、むしろきっとそうなると僕は思っている。

だからこそ、僕はいつまで続くか分からない状態で一人になりたくない…永遠に孤独でありたくないと思っている。

誰かが死ぬとき、僕という魂と一つになりたいと強く願えば、きっとそれはそうなると信じている。僕がそれを受け入れれば、きっとそれはそうなる…

というスーパーロマンチックな思想を抱えているのが僕です。

これが僕の愛を求める根拠でもあり、誰かを愛する動機になっている。

僕がX-Oasisで柄にも合わない事で、魂を消耗してるのはそういうことなのだ…

メディア露出

話を時系列に戻します。2020年5月のAbemaTVの初出演の時はとても大変でした。各種対応に、睡眠時間3時間程の2週間を開発に費やした。

詳細は話せないが、言える事は、一人称で見るVRセックスをどこから三人称見ても良い映像にするのは難易度が段違いであるという事である。

特にお互いがVR機器で入って、自由に動き回ってしまうとカオスになりやすい。熟練した同士ならまだしも、この時は両方が初心者という最悪な状況だった。

それに現場の無線LANが用途に対して不安定で、回線落ちが多発していた。

挙句の果てには、持ち込んだゲーミングノートが8時間の連続運転の末、完全に熱暴走し、フリーズしまくるという大惨事…。

今同じことをしろと言われれば、恐らく半分以下の労力で出来ると思うが、収録の日の僕は駆けずり回って僕の目は死んでいた。

蓋を開けてみれば、神編集が繋ぎ合わせてくれたAbema回はコミカルに出来上がっていた。僕らの思想等はほとんど見えてこない番組ではあるが、面白くおかしく笑い飛ばして、最後はヒューマンドラマにしてくれた神番組であった。

それからもメディア露出は続き、僕の時間を一定量注ぐ必要があったが、一期生のキャストを集める事とクラウドファンディングの成功に続いてくれたと思う。

思い出を語ってしまったが、エンジニアとして最悪の時期を通ったいい経験である。

失敗した投資とクラウドファンディング

投資家からの投資は、結果から言うとかなり厳しかった。

興味は持ってくれるし、色々質問もして、前向きな検討はしてくれる。だが、最後はやはりノーである。

経済的に、詰みかけていたX-Oasisを救ったのは、クラウドファンディングだった。

22万円のKarinスペシャルが3個売れ、11万、5万5千円の高額プランも売れていった。

結果、細々と少額を入れてくれる方も多数おり、300万程売れ、X-Oasisは首の皮一枚繋がった。沢山の方々が関り、それぞれが結果を繋げてくれたが、Karinさんの古くからのファンが大半だった。

僕もファンなので、特に驚きはしなかったが、(僕が勝手にそう呼んでいる)ブラザー達の支援は、涙が出る程とても嬉しかった。

300万というお金でX-Oasisは実は結構動ける。何人関わっているのかは、流石に言えないが、兎に角ランニングコストが低い。(僕の死生観も関係している)

そして、意外と思うかもしれないが、関わっている人でもエッチな人とエッチでない人の割合が半々ぐらいである。

それも一重に、様々な面で期待されているかだと思う。

では、何に期待されているか?
X-Oasisが何を世の中に何を示しているのかに話を移そう。

X-Oasisが世に齎したのは何か?

僕のX-Oasisを成功させたい動機を暗示させてしまったが、今度はKarinさん以外のキャストに対して語りたい。

Karinさんの意思を僕が会釈した物に過ぎないが、代表取締役である以上、僕の言葉で再出力する事に意味があるだろう。

X-Oasisは、バーチャル風俗として世界初なだけでなく、Vtuber活動以外で、自分が持ち込むVのままの姿でリアル一切出さず(法準拠のために現状僕に身分証明を見せる必要があるが)、働ける唯一の職場である。

ゆめのグラフィアもVtuber活動とは少し違うだろうが、あちらではVの姿は提供され、あくまで貸された姿なので、「Vのままの姿で働ける」というよりも、「Vの皮を被って働く場所」である。勿論、与えられた姿でもかなり自分の希望に沿って与えられるだろうから、ちゃんと中の人の魂にフィットするであろうとは思う。

だが、重要なのは、自分自身が権利を持つアバターを持ち込んで仕事ができる事である。

それを保証してあげなければ、悪く言えば、畑を用意された小作人に過ぎない。その畑を幾ら耕しても、畑を奪われたり、なんらかの事情で辞めれば、また一から自分の畑を耕す事になる。

そして、その畑は耕すのに恐ろしく時間がかかり、これからの社会において、自分の畑を持っている事が様々な意味を持つようになる。

これはVTuber的な活動のことだけを指して言ってるわけではない…

そう…そう言えるのも、X-Oasisが世の中に誕生した事で、Vとしての経済活動は、VTuberに留まらなくなったのだ

X-Oasisは性産業という最もセンシティブで法的に難しいところを潜り抜けて、Vのままで働ける場を一つ作る事に成功した!!

X-Oasisが滅んでも、キャストは滅ばない…
だから安心して、働いてほしい。無理しなくてもいい。

でも、だからこそ、沢山の人に働きに来てほしい。

X-Oasisのキャストになるには?

一期生は、僕も面接していたが、今ではKarinさん一人に任せている。

X-Oasisのキャストになるためには、大きく分けて二つの入口がある。

まず一つ目の入り口は、【Vとしての人格形成が行われている】事。

僕は、人格形成されたVの姿で、醜い人格の人を見たことがない。
二回目の生であるVの姿は、皆美しい…というのが僕の持論である。

そして、それだけで需要も付いてくる…と考えている。

まだX-Oasisは規模が小さく、集客力も低いため、ややメジャーな性癖に対して刺さるキャストを採用している。これには、キャスト採用にかかるコストも関係している。

このコストは採用人数が増え、機能や衣装が増える程、減少していき、最終的にはゼロコストになる予定だ。(登録だけで使えるプラットフォームになる)

もし、あなたのVが人格形成がされているにも関わらず採用されなかった場合は、それはあなたに問題があるわけではなく、X-Oasisがまだその時期に至っていないというだけである。

是非、何度も何度もお声掛け頂きたい。

第二の入り口が、【人格形成されたVのように振舞える人】である。

僕らは、仮に人格形成が弱くても、演出的努力によりそれをシミュレーションできれば良しとしている。生み出されるサービスは、第一の入り口から入ってくるキャストとは違うと思うが、その好みは人それぞれだろう。

この二つは明確に分かれているわけではないが、これらを面接の際に感じとり、採用基準にしていると言っていい。

キャストのリアル性別について

X-Oasisでは、リアル性別について一切言及していない。(個人のツイッターは自由なので、そちらで表明またはヒントがある場合があるがそれも自由である)

面接官であるKarinさんも性別を知らないし、身分証明を確認しなければならないのが僕だけになっている(僕が連絡が取れなくなった時用に、引き継げる仕組みだけ用意してある)

そして僕は、首にナイフを当てられても、言わない。
(死生観的に殉教は最良の結果である)

そして、X-Oasisにおいて、ゲストがキャストの中の人の物理性別について言及する事は、規約違反である。これの重要性は後述する。

それぐらいVの中の人のリアルな情報(特に性について)は、重要な事であると認識している。

バ美肉採用について

リアル性別の話になったのでついでに触れておく。

バ美肉採用に一定の需要がある事を僕らは理解している…
が、僕らは今のところバ美肉である事を公式のキャスト一覧で表明している人を採用していない

バ美肉でキャストとして活動したい!と僕らは言われる度に、こんな感じで返している。(こんなに誘導尋問的ではないが)

『あなたはバ美肉採用されたいのですか?
本当は、サービス中、誰にでも、最初から最後まで女性として扱われたいのではないのですか?』

と聞くと、今のところ皆、本当は最初から最後まで女性として扱われたいと返す。

一度、公式キャストとしてバ美肉で売り出してしまえば、それはもう撤回する事ができない。(正確には出来るが、客には認知され続けるのであまり意味がない)そして、リアル性別を意識させた後に、やっぱり意識しないで欲しいというのは、本人もやりにくいと思うのだ。

この仕事をしていれば、声は可愛くなっていくし、遅かれ早かれ声は作れる物だ。物理女性でも、接客業をやっている時、声は作っているのが当たり前である。

だからこそ、僕らは、本当にバ美肉でいいのか?と聞きたい。

僕らは、あなたがわざわざバ美肉であると言わなくてもいいように、あなたの物理性別の秘密を守っている。リアル性別への言及を規約違反に盛り込んでいる。

X-Oasisで働いている間は、あなたは守られている。

あなたが、声の出し方や咳払い等で、仮に失敗し、特定可能な音を出してしまったとしても、ゲストはあなたのリアル性別を言及できません。

だから、あなたのVの姿がX-Oasisのセッションの間では全て…です。

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こういうと、X-Oasisのキャストは皆、性別が逆転しているのかと思われるかも知れないが、あなたがキャストの動画なり音声を聞いて、判断してくださいね!
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キャストマニュアルについて

時系列的にはここからが、2020年の6月~7月の成果に当たる。

X-Oasisはようやく…これに従えば責任があなたにはありません!と胸を張って言えるレベルの手順や対応を明確にしたキャスト向けのマニュアルが用意された。

勿論、完璧はないので、これからもマニュアルの更新は必要である。

マニュアルの存在によって、責任の所在が明確化されるのは精神衛生上重要な事である。

マニュアルに従っても、ゲストから苦情があれば、責任を運営に転換できる。

マニュアルに従わないでゲストから苦情があれば、自分で被る必要が生じる可能性がある。

マニュアルは極めて分かりやすく、誤解が生じない書き方をしなければならない。マニュアルが誤解を与えた場合は、100%運営の責任である。

マニュアルが明確でなければ、あらゆる人為的ミスに対して、運営は減給処理にする事も出来ない。

兎に角、マニュアルはクソ重要である。

自信を持ってキャストに使ってもらえる業務フローと業務用のWebシステムとマニュアルがX-Oasisにできたのは、ほんの最近のことであり、僕の中でもこれで正式サービスでいいだろうという基準になっている。

Webシステムのみでの業務遂行

キャストが、業務遂行に必要とするのは、VRのクライアントと独自開発されたWebシステムだけである。データ入力にエクセル等は一切必要ない。

予約状況から状態の変更、緊急時の連絡、システム障害に関する報告、報酬明細の確認等の全てがWebシステムから行えるようになっている。

今は、VRの中から簡単に操作できるように、全てをボタン式にして、文字の入力を極力減らすように改善しているところである。

使いやすいかと言われると改善中と言ったところだと思うが、既に効果が出始めていると思うし、業務系システム開発に8年近く携わった身としては、基本はできたかな…と思っている。

VRクライアントの方は、大した動きがありませんが、色々な事が落ち着いてきて、そろそろ様子見されてきたキャスト志望者も良い時期なのではないかと思います…よ?

終わり

とても辛い10ヵ月でした。フルタイムでの起業というのは非日常の連続であり、心が安定する事は一日もありませんでした。

サービスインするという事は、これが僕の仕事になったという事です。日常が帰ってかえってきた感じですね!!

これを読んで、キャストになってみたいな…と興味がわいた方は、X-Oasisの公式ツイッターにDMを下さいませ。https://twitter.com/official_xoasis

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