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30代からの大学職員への転職が難しくない理由


どうも 大学職員のフクロウと申します

近年 大学職員への転職者が増えたことで、年代によって大学職員に転職しやすいか?という質問が多く寄せられています

そして最も多い年代が30代の方からのご質問です
現役大学職員の私が転職者 の年齢について 体験談をお伝えしていきます

大学職員は実際30代転職組ばっかり

私は大学職員として働いています。

10人程度の部署です。
内7名は転職組。
内5名は30台です。

昔とは違い大学職員内でも転職組はかなり重宝されます。

そして、その傾向はジョブ型採用やキャリア採用をおこなっている大学では顕著です。

ですので 結論としては 大学職員への転職は30代の方がむしろしやすい と考えて良いでしょう

私は30回以上のの大学職員 面接を受けて内定を7つ 獲得してきました

他の大学のこともある程度 分かっているつもりですが 転職組 に限ると、やはり20代より30代がボリュームベースとなります

だからこそ30代で大学職員への転職を検討している人は是非 しっかり対策を行い 選考に臨んでみてください!

簡単には受かりませんがしっかりと対策をすればどの大学からも内定は取れます

コスパよく大学職員の選考を通過をしたい方は私のサービスを是非ご利用ください 

私の大学職員選考の全てのノウハウを詰め込んでおり、毎年ここからたくさんの 内定者が出ています

大学職員の事務職総合職は30歳代では難しくない

大学職員の採用側の立場になって少し考えてみましょう。

まず、私の大学の職員は30代の給与は600万位でちょうどいいです。

なぜお金の話をしたかと言うと大学職員として採用したらその年収に見合う仕事ができますか?という話です。

大学職員は営業職ではないため、採用したら未来永劫決まった給与を年功序列で支払い続けます。
つまり将来にわたり今後もしっかり高いお金を払うべき人材か?即戦力としてはどうか?が知りたいのです。

面接ではお金に対して これだけの貢献ができるといったことを明確に示すことが重要です

ただ 現実はほとんどの人がそういった 明確な 具体性のある話をここではできないことが多いです

当然そうですよね 大学職員は営利企業でもないですし 何か物を売っているわけでもありません

もともと 営業職だからと言って自分の力で 入学者を100人増やして学費がいくら増えるから利益がどんだけ上がりますと言った そういったものを求めてはいません

つまりは 高い 金を払うため それなりの即戦力 かということは知りたいが 具体的な数字までは求めていないということです

私も大学職員として採用面接をしたことがありますが ここはなんとなくで本当に結構です

では どういうことを話せば良いか?

そこで生きてくるのがやはり 社会人経験が10年弱 あると実務に基づいた経験談を話す 幅が広がるため 20代より30代の方が転職しやすい と 私は考えています

自分で書いていてもちょっと伝わりづらいのが分かりますが、大学職員は保守的な組織のため リスクヘッジ も含め 社会人経験が1〜2年の人よりかは、社会人経験が10年弱 ある方が安心できるという理由もありますね 。

私はそうではないですが大学のお偉いさんなんかは20代の受験希望者に対して「若いリスクのある20代」を採用するより「ちょっと給料は高くなるけど社会人経験を積んだしっかり 貢献できそうな人が欲しい」ということ

私の大学でも新卒で民間企業に就職して数年でやめた、たいしたキャリアもない転職希望者は内定までたどり着いてないことが多いです。

それは大学職員としてなにできる?に実現可能性が薄いから。

数年の民間企業キャリアで、急成長してきた人はいいですが、大抵大学職員を軽い気持ち出受けてくる受験者は前職がとにかく嫌で洛で稼げる大学職員に目がくらみ受けにきます。

そんな気持のため大学職員の面接対策もせず面接に望みます

大学職員は倍率100倍もざらのため、そんな志願者すぐに見抜かれます。

対策時間のない方は、まずは大学職員のESで落とされないためにも、通るESを参考にしてください。


30代でも大学職員に転職するために

とにかく面接対策をしてください。

それも、一般的な面接対策ではなく「大学職員の転職に特化した対策」です。

大学職員の面接試験は少し特殊です

応募者が死ぬほど多いからこそ あなたが優秀かどうか?だけではなく、本当に大学職員になりたいのか ?本気度を探るため 大学職員 業界の知識を問う 面接 質問が飛んできます

内定を7つ大学職員で獲得した私がいうのでそこは信じてください。

大学職員への転職は40代だと難しい?

はっきりと書きますね。

40代で大学職員や 転職しようとしてもかなり難しいです。

可能性はありますが、20台や30台と比べるとかなり難易度があがります。
なぜなら大学職員は年功序列だからです。

年功序列のため優秀な転職組であっても、プロパーの無能大学職員であっても40台の給与テーブルに乗ります。

つまりは40代の方を採用すると 前職の年収がどれだけ低くても大学職員の高い年収 テーブルに乗せなければいけないため それなりの 仕事 がちゃんとできるのか っていうのを具体的に判断されます

20代や30代の受験者よりもより具体性が求められるということです


ちなみに私の勤める大学だと40台ってだけで給与テーブルは850万円くらい年収が出ます。 

つまりはその金額に応じた人材かどうか?
より即戦力であることを説得力あるトークで示す必要があります。

これは基本的に難しいです

圧倒的な実績があれば別ですが。

そのため基本的に40台は無理とは言いませんがかなり難しいということだけは覚悟の上受験をおすすめします。

対策としては、具体的に実現可能性のある形で即戦力であることをある部署ピンポイントでもいいからしっかり提案すること
自分を売り込むんです

私の大学でも2年に一度くらい40代の中途組の転職者を採用していますが、誰がどう見ても素晴らしいキャリアを歩んできた方々です。

色々 厳しいことを言いましたが、現実を知った上で可能性は低くても大学職員になろうとする 挑戦する気持ちは非常に大事です

しっかりと面接対策を行い、大学業界への理解も 深め 自分の今までのキャリアをどうやって大学職員として生かして貢献できるのかを具体的に エピソードを交えて準備してください

忙しい中 転職活動はなかなか時間が取れませんがしっかりと時間を取り対策する人が内定を得ます。

大学職員への30代、40代の転職は移行可能なスキルのアピールが必要

大学職員に限らず転職活動をする上では、前職からの移行可能なスキルを強調することは不可欠です。

いままで積まれてきたキャリアの中で、コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決能力などのスキルは、大学の環境で非常に価値があります。

それを具現化しエピソードを交えながら「それは大学職員として活かせそうだ」とまで相手に言わせるまで何度も練り直し第三者に聞いてもらうことでPDCAサイクルを回してください。

大学職員への転職を考える上での、仕事とプライベートのバランス

大学職員では、健康な仕事とプライベートのバランスを保つことは非常に重要です。

なぜならホワイトな職場が多いから。

残業している=効率が悪いヤツといった考えをもつ人が意外と多い(なぜかこういうとこは進んでいる)

大学のポジションの要件を理解し、仕事と個人生活の両方で充実するためには、明確な境界線を設定することが必要です。

転職を機に自分なりの働き方を決めてみてください。

例えば私です と 大学職員への転職を機に 土曜日曜日祝日は一切 家でも仕事をしないと決めました。

前職では家での持ち帰り残業や多忙な業務だったため 土日に少し仕事をすることが 状態化していました
もちろん無給でです

こういった考えを一気に払拭できるのも 転職活動 という人生の分岐点のタイミングだからこそだと思っています

大学職員の求人検索での忍耐

大学職員の求人はさほど多くありません。

そもそもの 求人数が少ないのに自分の働きたい エリアの大学職員がピンポイントで募集をしていることは さらに 可能性が狭まります

つまり 大学職員への転職は忍耐強さが成功の鍵です。

小さな成功を祝い、逆境から学び、目標である充実した大学職員のポジションに焦点を合わせましょう。

またせっかく 求人を見つけてもそれがいい 求人なのか悪い 求人なのかを判断する 自分の判断軸がなければブラック 大学職員に転職してしまいます

そんなことは 転職活動で必ず避けなければいけません

大学職員の役割を勘違いすると落ちる

大学職員の選考はES(エントリーシート)でも面接でも役割の勘違いがあると落ちてしまいます

その理由としては、大学職員への理解を深めていないと思われるから

私の大学職員としての経験を踏まえた記事もぜひご覧ください


30代で大学職員へ転職したい方からのよくある質問

  1. 30代で大学職員に転職するのは一般的ですか?

    • 一般的かと言われると「いいえ」になります。

    • はい、多くの人が20代で充実した次のキャリアを探すために大学職員へたどり着きます。

    • そもそも受験してくる母数が20代の方が多いという理由と、お伝えしたように30代だと高い年収に見合った即戦力であることを示すことが難しいのが理由です。

  2. 学術コミュニティでのネットワーキングの重要性はどれくらいですか?

    • 事務職員とはいえネットワーキングは非常に重要です。

    • 大学職員業界への理解を提供し、ポジションの確保の可能性を高めるためにも30代であれば即戦力ということをアピールしてください

  3. 転職中にどのような課題が発生する可能性がありますか?

    • 面接に落ちた時の自分の心の持ちこたえ方です。

    • 大学職員の選考はただで最高倍率、だからこそ受かるより落ちる方が多いです。

    • 30代であればそもそも受験できる大学職員の求人が少ないため、より少ないチャンスをいかにものにするかが大切になってきます。

  4. 非学術のキャリアで得たスキルを大学の環境で活かせますか?

    • もちろんです。実際に私が元営業職から事務職員に転職したのでそうでした。

    • もし人に誇れるようなコミュニケーション力やリーダーシップなどの移行可能なスキルがあれば非常に価値があります。

  5. 大学職員のポジションで仕事とプライベートのバランスをどう保つことができますか?

    • これはある程度自分の気の持ちようでなんとかなります。

    • 他の業界よりホワイトであることは間違いなさそうですので。(そういう大学をちゃんと選べば)

    • 明確な境界線を設定し、セルフケアを優先し、効果的な時間管理を行うことがバランスの鍵です。

大学の選び方はこちらの記事を参照ください




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