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教師(教員)から大学職員への転職はオススメ?

大学職員歴が長くなってくると転職者を同じ部署に向かい入れる機会が増えてきます。

そして教師(教員)からの大学職員転職者が多すぎます。

なぜ教師(教員)から大学職員へ移る方が多いのか?
同じ教育業界であってもかなり異なるメリットがあるからです。

今回は大学職員の内定を7つ獲得した私が、元教師(教員)で現大学職員の同僚の意見も添えながら解説していきます。

※手っ取り早く大学職員になりたい方はこちらを参照ください


なぜ教師教師(教員)から大学職員に転職を考えるのか?

結論:教師(教員)はきつくて給与に見合わない、やりがいがなければ続かない。それなら転職しやすい同業界の事務職である大学職員のほうが楽チンで高年収だから。

教師(教員)は生徒の教育に尽力する反面、長時間労働や多忙なスケジュール、保護者対応の難しさなど、精神的・肉体的な負担が大きい職種です。

一方で大学職員は比較的ゆとりのある勤務環境で、学生対応もマナーが整っており、教師(教員)ほど厳しくない面があります。

そこで教師から大学職員への転職を検討する理由として、ワークライフバランスの改善やメンタルヘルスの観点から、よりストレスの少ない職場環境を求める声が多く聞かれます。

加えて高年収のためよっぽど教師(教員)の職にやりがいを感じている人以外は、正直お金のことも考えると転職する人が多いのも理解できます。

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教師(教員)と大学職員の仕事内容・年収の違い

「定額働かせ放題」こういった言葉が出てきてから教師(教員)の給与面に対するネガティブイメージがついてしまいました。

ただ、教師(教員)の年収が高いか低いか?についてはその人や学校によるという結論となりますのでこの議論は不毛。

そしてなにより仕事内容やお金に換えられないやりがいがあるため単純比較をしてはいけないとも思っています。

ただ大学職員の年収は事務職なのに高すぎます。

教師(教員)のように定額でもないですし、残業した分しっかり出ます。
そして、残業がなくとも正直事務職ではもらいすぎ。

私立大学職員の平均年収が700万円を超えますから。

というのはおいておいてやはり、教師(教員)は授業の準備や生徒指導、学級経営など、教育現場における直接的な業務が多くとにかく忙しい。

生徒一人ひとりの理解度や特性を捉え、適切な指導を行うための専門性が問われます。

一方、大学職員は学生支援、資料作成、会議運営、イベントの企画・運営など、大学運営の舵取りを任される幅広い業務があります。

教師とは異なり、個別の専門性よりも課題対応力や調整力が重視されるため、業務量は教師(教員)とりは少ないのも納得です。

ワークライフバランスは圧倒的に大学職員


一般に大学職員の方が残業時間は少なく、有給休暇の取得も教師よりしやすい環境だと言われています。

時間外労働の多い教師は、授業準備や成績処理、部活動指導などで夜遅くまで拘束され、プライベートの時間が制約されがちです。

しかし一方で、教師(教員)は夏季休暇や冬季休暇など、長期休暇が数か月にわたり与えられるのが特徴です。

個人的な用事や旅行の計画といった、プライベートな時間の使い道に合わせやすい点は職員に勝る大きな メリットと言えます。

転職後の生活スタイルを見据えて、それぞれの長所・短所を判断する必要があります。

転職に向けた準備と対策

大学職員への転職を希望する場合、求人情報の収集と応募に先立ち、職務経歴書の準備が欠かせません。

そして難関私大になれば倍率は100を優に超えてきます

そのためまずはES(エントリシート) の対策から始めましょう

とはいえ、なかなか作成にも時間がかかるため、私の参考ESを提供しています。

ES(エントリシート)では、教育業界と事務系との違いを踏まえ、自身の教師(教員)としての実績を大学職員に求められるスキルとしてうまくアピールする必要があります。

また、面接対策も重要です。

教師としての自身の強みを具体的に語れるよう準備しつつ、大学職員に必要なスキルや心構えについても、事前の検討を怠らないことが求められます。

さらに、教育実践の経験を活かせそうな職種、例えば学生相談や就職支援業務などを意識的に探すなどの工夫も有効でしょう。

落とし穴としては「学生の役に立ちたい」系のことを言うとNG。

この辺は教員の方が陥りやすい罠です。

本気で大学職員になりたいかたは、詳しくはこちらの面接対策をご確認ください。


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