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大学職員への転職は20代が最も厳しい件

現代の大学職員市場では、20代の若者が転職することは正直容易ではありません。

そんな中私は大学職員から内定を7つ獲得してきました。

大学職員の面接を受けた回数で言うと30回以上を超えています。

大学職員への転職は20代が激ムズです

日本の現在の転職市場の動向は変わってきています。

一生一社につとめる時代は終わり、転職があたりまえになったからこそ、転職活動する上でより「前職での経験」が重要になりました。

これを理解することは、成功への第一歩です。

つまり、大学職員に限るとただでさえ募集は少ない枠に対し競争が激しいだけではなく、より今の仕事で優れたスキルを持つプロフェッショナルの需要が高まっているということです。

大学職員一括りに言っても部署は無数にあります。

つまり、大学職員業界にとっても、いままでは「何でも広く浅くできるユーティリティ転職者」が重宝されましたが、いまはそんな人要りません。

その証拠に、大学職員の求人でも「総合事務職採用」している大学はかなり減ってきています。

一方で増えてきているのがジョブ型採用やキャリア採用と言った即戦力採用です。

つまり、一般的に20代の市場価値の低い転職者より、30代のそれなりの社会人経験のある転職者のほうが内定を取りやすい。
※これは私の大学の話です、そして20代でも市場価値が高い転職者もたくさんいます。

実際私の大学では毎年5〜10名の転職者が入社しますが、7〜8割が30代の転職者です。

20代でも大学職員への転職を成功させるポイント


しっかりと面接対策時間を確保する

20代で大学職員に内定をもらおうとすると特に面接対策が重要です。

大学職員の面接は「大学職員専門の対策」が必要となります。

例えば大学職員として何ができるか?と聞かれた際にこんなことを聞いていれば落ちる可能性が高い。

「私は大学職員として目の前の学生に対し満足度を上げるためコミュニケーション能力や聞く力を発揮することで学生ライフの満足度を上げることができます。大学生の満足度が上がることで大学の人気を少しでもあげることに貢献し最終的には長い目で見て志願者を増やすことにつながると考えています」

こんなこと言ってるようでは落ちる可能性がかなり高まります。

私も大学職員として採用担当者をしていたので本当です。

なぜならこの回答は「大学職員という仕事は学生と面と向かって行う仕事は少ないことを理解しているのか?そもそも目の前学生の満足度が上がっても大学の売上げなんて1円も上がらないぞ」

こんな感じで採用担当者は見ています。

つまり大学職員業界の理解が乏しければうまいこと喋れていても落ちるんです。

そしてそんな業界特有の対策する時間を取れなければ、いくら喋り上手でも内定まで取れません。

だからこそ私のような30回以上で大学職員の面接を受けてきた経験値が重宝されます。

ここからたくさんの20代の大学職員内定者が出ていますので騙されたと思って是非ご覧ください。


しっかりとエントリーシートの通過率を上げる

大学職員の選考は倍率がかなり高いです。

ゆえに「当たればラッキー」のような宝くじ感覚で適当にエントリーシートを出してくる人も多すぎます。

本気で大学職になりたい人だけで倍率を出し直すとおそらく10倍もないでしょう。

それぐらいエントリーシートでレベルの高低差があります。

これも先ほどの面接対策と同じでしっかりと大学職員に通過するための対策ができれば通過率は85%以上超えます。

実際私がそうでした。

完コピしていただいても結構ですのでお忙しい方は是非ご活用ください。


弱みを克服する(緩和する)

20代で大学職員へ転職するためには、自分の弱みを強みに変えておくべきでしょう。

30代の転職希望者よりも20代転職希望者の方が弱みが多いのは当然です。
ただ、その言い換えさえできれば弱みが強みに変わります。

例えば弱み一つとっても言い方次第では強みに変えることはできます。

自分の弱みがマイペース
言い換え→ おおらか、落ち着いている、周囲に流されない
例文:「私にはマイペースなところがあります。そのため、周囲に迷惑をかけないよう、タスクを管理して計画的に物事を進めるようにしています。やるべきことを可視化することで、仕事の成果が上がり、周囲からは、落ち着いて効率的に仕事に取り組めていると言われるようになりました。今後も、どうやったらうまくいくか常に考えながら仕事に取り組んでいきたいです」

自分の弱みが協調性がない
言い換え→ 主体性がある
例文:「私は周囲に合わせず独自に行動してしまうところがあり、協調性がないと言われていました。ですが、社会で働く上では、自分がどうしたいかではなく、会社としてどうあるべきかを考え、その理念に従って動くようにしていたところ、この行動力や判断力が主体性があるとポジティブに受け止められることが分かりました。今後は相手のことを考え主体的に動くことを心掛けたいと思っています」

これぐらいうまく言い換えることができれば20代でも大学職員から内定をもらえる可能性が高まるでしょう

大学職員への道をまだ進むか迷っている人は「大学職員を辞めてよかった」というマイナスな記事もぜひ見ていておいてください


20代で大学職員へ転職した人の成功事例


20代での転職に成功した個人の実際の成功事例を紹介し、読者を実例で刺激します。

大学への改善案を個別大学ごとに提案

「ここまでするか」ということをすればやはり受験者の中でも目指すことができます。
私も採用担当者をして1名だけこの方に会いました。

優秀か優秀ではないかは置いておいて本気で大学職員になりたいんだという気持ちで伝わり最終的にその方は内定を得ていましたね。

ちなみにその方は20代でした

繰り返しますが大学職員は優秀な人が内定をもらえるのではありません。

面接官の立場を理解する人がないてもらえると言えるでしょう

自分にしか言えない志望理由を個別大学ごとに作成

面接対策と色々言ってきましたが、一番大切なものはやはり志望理由です。

どの大学でも使い回せるような志望理由を述べていると、正直内定までたどり着くのは難しいでしょう

私も大学職員の内定を7つ獲得、面接で言えば30回以上受けてきましたが全ての大学において志望理由は完全にオーダーメイドです。

つまり私以外は言えないような志望理由をぶつけていました。

そこまでしてやっと本気度が相手に伝わります。

20代で大学職員へ転職したいならこの活動を是非真似してみてください


20代の大学職員転職希望者からよくある質問

Q: 20代の転職者において最も難しい点は何ですか?

**A:** 経験不足による競争激化が主な課題です。
30代の転職希望者と比べてやはり20代では社会人経験が浅い。
人にもよりますがその人生経験こそが残念ながら面接で不利に働くこともあります。
他の候補者との差別化が難しくなりますが、自身の強みをアピールポイントとして活かすことが求められます。

Q: 転職を検討する際、将来の方向性をどのように見極めるべきですか?

**A:** 自己分析が鍵です。
自分の価値観や興味を整理し、理想的なキャリアの方向性を描くことで、転職先の選択や志望動機を明確にすることができます。
個人的には短期中期長期と3つに分けて話すことをお勧めしています。
20代では大きな夢を長期の目線で語ることも大切です
詳しくは私の面接対策サービスをご覧ください。

Q: 新しいスキルの習得やネットワーキングはどのように進めるべきですか?

**A:** 新しいスキルは積極的に学び、オンラインイベントやプロフェッショナルなコミュニティに参加してネットワーキングを広げましょう。
業界のプロとつながりを築くことが転職成功への一歩です。
転職活動では前職からどのような人のつながりを築いてきたかも選考する上でのポイントです。

 Q: 20代で大学職員へ転職を成功するための秘訣はありますか?

**A:** 自己分析を怠らず、将来のビジョンを描くこと。
経験不足を前向きな要素と捉え、柔軟性を持ちながら新たなスキルを身につけ、積極的なネットワーキングを行うことが鍵です。そうすることができれば20代でも大学職員へ転職できるでしょう
そして繰り返しになりますが大学職員特有の面接対策とES対策をしてください。

Q: 転職活動中に注意すべきポイントはありますか?

**A:** タイムリーな情報収集が重要です。大学業界は特に斜陽産業だからこそ移り変わりが早いです。業界の動向や求められるスキルを把握し、自分の強みとマッチするポジションを選びましょう。
また、プロフェッショナルな人脈を築くことも20代で大学職員へ転職を成功させる近道です。

Qどういった大学に転職するべきか教えてください

**A:**財務内容を確認することをおすすめします。
私は元々銀行員です。
誰でもわかるように必ず押さえておくべきポイントだけを絞って解説している記事です。


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