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妊娠してから産院を選ぶまで(なぜ聖路加を選んだのか)

聖路加での検診や出産(まだ産まれてないけど)について書く前にまず、なぜ聖路加で出産しようと思ったかについて、妊娠が発覚してからの経緯を振り返りながら書く。

■妊娠検査薬が陽性になったら

まずは近所の婦人科へ行く。妊娠検査薬が陽性になっても通常妊娠していると断言できるわけではなく、子宮外妊娠だったり、心拍が確認できなかったり、流産してしまったり、、、妊娠検査薬が陽性=そのまま順調に産まれるというわけではないので、まず婦人科に行く必要がある。ここらへん、学校でちゃんと教えてほしいよね。流産なんて考えたこともなかったけど、案外身近なんだなと妊娠して思った(みんな積極的に話さないから話題にならないだけなのだろう)。個人的には妊娠検査薬が陽性になっても、伝えるのは配偶者までにとどめておいて、きちんと婦人科で診てもらってから両親や親しい人に伝えることをお勧めします。(最悪のことは考えたくないですが)万が一ぬか喜びをさせてしまって傷つくのは自分自身なので。
参考→妊娠初期の流産の確率について

■婦人科にて心拍を確認→産院の予約

心拍の確認は大体妊娠6週目くらいからと言われている。実は心拍が確認できないと産院も予約できないし、母子手帳ももらえない。知ってましたか?(私は知らなかった)最初婦人科に行ったときはまだ5週とかで心拍確認までできなかったので、6週すぎるまで待ってからあらためて通院することに。心拍を確認できると、私の婦人科では近くの産院を紹介してくれた。最低1か月に1回、妊娠が進むにつれ最終的には1週間に1回(予定日過ぎたら1週間に2回)通うことになるのでよっぽどのことがない限り近くの産院にすべき。その中の1つに聖路加が含まれていた。

■なぜ聖路加で出産しようと思ったか

産院を決めるにあたって、まずは自分の要望をリストアップした。
 ・無痛分娩:あくまで私の考えですが、なぜあえて死ぬほど痛い思いをして(経験したことないが)産む必要があるのかと思っていて、少しでも痛みを和らげる方法があるなら、そりゃ無痛でしょ、ということ。
 ・立ち会い出産
 ・母乳を厳しく推奨してこない:これもまた今後書けたら書きたいが、心療内科に通っていたこともあり、産後うつへの恐怖が半端なかった(今もだけど)。色々調べるともちろんいろんな要因があって産後うつへつながっていくらしいのだけど、やっぱり一番大きいのは睡眠不足だそう。これって母乳で育てていたら正直避けて通れないこと、だって授乳できるのがお母さんだけだから。そういったことを加味すると母乳だけで育てるのは私には無理だろうと判断し、そりゃ母乳がよいけどミルクでもいいよ的なスタンスの産院がよかった。
 ・個室:これも私のメンタルの問題。良くも悪くも環境に流されやすいタイプなので大部屋だと色々気を遣ってリラックスできない自信があった。自分史上おそらく一番しんどい場面で、さらに気を遣って、、となると自分が崩壊するのではないかと思い、個室を希望。
、、、とここまで書くと、自分のわがまま要望なのだけど、でも産むのは私だし、そのために一生懸命復職して働いてお金も稼いだわけで、そこは自分に優しく(大事!)これらの要望をかなえる産院を探した。
で、この3つの要望が叶うのは、聖路加しかなかったということだ。どのくらいお金かかったかはまた別途まとめようと思うけど、まぁ高いよね(笑)

■聖路加への予約は急いで!!

婦人科の先生にも言われたのだが、聖路加は人気らしく、心拍確認してすぐ予約しないと予約できないそう。なので心拍確認できたらすぐ聖路加へ電話をした。旦那さん曰くなかなか繋がらなかったとのこと。ここで最初の検診の予約をする。聖路加は担当医固定なので、基本的には曜日・時間固定での検診となる。今後その曜日で通うことになるため、仕事をしている人は最初の検診の曜日と時間はちゃんと考えておいたほうがよい。このタイミングで女性の医師がよいとかの要望も聞いてもらえる。

■無痛分娩を実施している病院は案外少ない

無痛分娩ってもっとメジャー、というかどこでも受けられるのかと思っていたけど、そういうわけではないようで。正直無痛を受け入れている病院というだけで東京でさえかなり数が限られる。今後妊娠を考えていて、なんとなく無痛がいいなぁと思っているみなさん、住む場所を選ぶ際は無痛を実施している病院の近く(30分以内目安)にしたほうがよいです。あと、24時間無痛OKな病院もかなり少ない。要は麻酔科医を24時間確保しておく必要があるということで、それこそ聖路加みたいな総合病院でないと実質難しいのだろう。何かのレポで読んだけど、24時間対応でない場合、深夜に産気づいてしまったら麻酔科医が出勤してくる朝8時とか9時まで麻酔できなかったとかもあるらしい。

■自然無痛か計画無痛か

聖路加は自然無痛。自然無痛とは、通常出産と同様、陣痛もしくは破水するまで待って、必要なタイミングで無痛分娩に切り替える方法。計画無痛はあらかじめ産む日にちを決めて、陣痛促進剤を使いつつ、麻酔もしつつという方法。メジャーなのは計画無痛のよう。計画無痛ならその時間に麻酔科医がいればいいわけで、自然無痛よりも麻酔科医の人員が少なくて済むからだろう。そうそう、だから無痛分娩レポを探しても計画無痛のレポばっかり。。。せっかくなので自然無痛のレポもちゃんと残しておこうと思う。

こんな感じで聖路加にしました。これから妊娠出産を考えている方、無痛がいいと思っている方、引っ越す先はよく考えたほうがいいかもしれないです。自分の家の近所に無痛対応の病院が無いことも十分ありうるので。

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