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DXレポート2(自分めも)

DXレポート2が2020年12月28日に経済産業省より発表された。読みつつ、自分なりのメモを残しておく。https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html

■現状
・DXの成果は業務効率化が中心的な役割→本来は新規ビジネス・サービスの創出の付加価値向上までいきたいけどいけてない
・成果を出すためのポイントは、全社的な取り組み・組織文化にありそうだということが分かってきた
・WHY(DXの目的がわからない)、WHAT(どうすればDXになるのか?)、HOW(DXの進め方がわからない)が課題のようだ

■具体的な課題(p.18)

DXが進まない現状

ですよね、という感じ。DX=デジタル化と勘違いしているヒトが多い印象。デジタルをただ使えばいいのではなく、デジタルを使って何を顧客に提供できるかが大事。そこを意識できていない。

■じゃあどうするか→経営層に対するDX推進マインドの啓蒙
DXを推進するには、経営層のマインドが重要。ちょっとお説教っぽいけど、でも以下のようなことを経営層が理解し、社員に伝えていくことが大事なんだと思う。
①価値創造の源泉の変化に気づく:データから価値を生み出す
②現状に危機感を持つ
③行動に移す:ビジョンを立て、実現への道筋を明確にすることが必須、スピード感をもって企業全体で対応していく(アジャイル)
④対話の重要性を認識する:情報システム部など一部門に任せるのではなく、ステークホルダー全体で推進していくべき、そのためにビジョンを社内外に向けて発信し、共有する対話が不可欠だろう
⑤社外とも積極的に連携する:経営層のIT理解度が高いほうがDXの成果が出る傾向にある、社外の専門家等、活用していくべき

■どうやってマインドを醸成していくか→対話しよう

経営層における課題と昨年度の検討成果の紐づけ

経営層にDXマインドを持ってもらうための対話に向けた検討ポイント、これをもとにディスカッションするサービスは需要ありそう、コンサルと相性よさそう。手法としておすすめなのはGQM+Strategies(https://www.amazon.co.jp/dp/4274505847)と、戦略技術ロードマッピング(https://www.jstage.jst.go.jp/article/randi/30/0/30_1011/_pdf/-char/ja)とのこと。

GQM+Strategiesと戦略技術ロードマッピングは初耳なのでまた調べてアウトプットしたい。

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