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港区女子


大掃除も飽きてきたので出かけた。
シャンプーと柔軟剤が切れていたから買いに行くのが本来の目的なんだけど、何故かあらぬ方向に進む。(豆腐買うつもりが船の旅とかのやつ

スーパーに行く途中のバス停に丁度バスが停まっていたから乗り込む。
行き先を見ていなかった。

これ最終何処行くのよ?

Googleで検索したら全く分からん場所だった。

マジしまったかも?無駄に移動しただけか?と
思いながらもどこかなんとかなるさと開き直ってしまう。
車窓の景色が新鮮でのんびりしていた。

「東海通り」と言うバス停が次とアナウンスが入るからなんとなく押してしまった( ・∇・)聞き覚えがあるから街中なんだろうと単純。

降りた瞬間

ここ何も無いじゃん!(:・ω・)


ダラダラ南下すると地下鉄の駅があるから乗り込む。名古屋港行きとあるからかカップルと親子連れが多い。

築地口と言う名前に惹かれて降りたら知らない人から「ららぽーとは何処?」と聞かれて

「地元でも無いし、そんな洒落た所知らん」
と焦っていたらサラリとカップル男性が教えてくれたので助かる。

彼女いい彼氏ゲットしたな!

降りたけどさ、と歩きながらGoogleに頼って歩いた。それにしても駅前なのに人が少なくて、店舗も閉鎖が多くて、街ゆく人をパッと見一人でよろよろ歩くおじいさんが多い。

港だからだね。港湾のお仕事をされてきて、そのままここで暮らしているんだろうなぁ。

それにしてもご年配の男性は何故か一人で歩いている人が多かった。年の瀬なのになぁ。

セーラーズ?

って商店街の入り口付近を探したらいた!

いたいた

何やらギャラリーがあるとのGoogle先生からのアドバイスがあったので進む。

お!いい感じ

早速入ります。

子供の絵って大胆だよね基本

どうやら地域密着型のギャラリーと踏んだ。

Minatomachi POTLUCK BUILDING
みなとまちポットラックビル

近いのにはじめて知った!

洒落てるなぁ。

若い作家さんや作品作りの発表の場として利用されているそうです。
元々空きビル対策だったと言うNYのSOHOと同じ様な経緯。

ばあばおしゃれだった。

おばあちゃんの力作が展示されていました!
作者さんの写真付き紹介文があるのだけどみんな元気が良さげ。

奥様への偏愛を感じた。

奥もインスタレーション作品?が展示。
命の循環をテーマにされていました。

階段を上がっていくと

不思議空間


女性に声をかけて頂く。
なんか芸術家って感じが伝わるけど、
それ以上に注目するものが真下にあって・・・

自分のは確か福武書店だった筈

懐かしすぎる

インスタレーション作品をこれから作るとの事。
作家さんの暮らしぶりって全く想像つかない自分が居たのですが、
展示をしながらあちこち移動する暮らしだそうで・・・
流行り病のお陰でそれも出来ず家の中で暮らしていましたとの事。

静かな作品が出来そうな予感。


奥には毛糸作品が置いてありました。
外でパフォーマンスやっているとの事なので後で出かけます。

当たり前だけど作品を着て一番似合うのは本人だよね
なかなかサイケデリックな


そして、今から始まりますよ~と始まったのが・・・

壁が版木なんだね。

どこかで見たことがあるような無いような・・・
作家さんになんだか記憶があるようなと話をしたら
「そこのパンフレットどうぞ」

もやるキャラクター

VOTEって書いてある意味なんですが、パンフレットを貰って読んだ後蘇ってきた記憶をさらりと解説。

どれも可愛いんだけどね

実はキャラクター酷似で裁判でなんとマクドナルド側が負けたという理由でキャラクターが消滅したんですよね。(チーズバーガーのメイヤー)
その他のキャラクターもあれやこれやと理由が生じて皆さん消滅。

その日の新聞に刷るとの事でしたが、裏表とかを色々探って決めているのはわかるけど美の基準がわからないまま見続けた。


お次は外のパフォーマンス

ハンバーガー警察


言われるがままに外に出ると

謎の二人


八百屋さんの前にも作品。

なかなかなんとも

自分ができない事をしているだけで凄い。
そして元気がいい。
作家さんの知り合いらしいおばあちゃんが声を掛けている。足取りもしっかりしていて笑顔。
途中からきた女の子も元気がいい。


この日は寒かったので余計に暖かそう。

椅子だよねパッと見

疲れてきたのでお茶にしますよ。

オススメコーヒー屋さんに入る事に。

ストーブ大事


寒かったのでストーブ前に居座ってみた。

小洒落ているけど椅子は寿司屋さんによくある椅子

カウンターに座っていた女性がおじいさんとお話しをしているが、なんだろうねパワーがあった。

その後入ってきたおばあちゃんは先程作家さんと話をしていた人かしら?同じく元気がいい。

一息ついたので見学場所を見て帰りましょう。



先程の毛糸作家さんの作品

本人が一番似合うよね

喫茶店でオススメされた鶏肉屋さんに行ったら、うちは予約だから売るものは無いからとけんもほろろ。地元顔見知り以外は受付無いのを理解。
しかし、何者にも動じん!って感じの店先のおばちゃんもスナイパーみたいな圧がある。


と言う事でいつものスズメ屋さんでコルネパンを買って帰る。

コルネがいい


そんな訳で思いつき旅は終わりになる。

それにしても作家さんも街の人も女性の元気さにひたすら圧倒されてしまったなぁ。


港区女子は強い。


もっとしっかり説明せい!とお怒りの貴方
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