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この現象に名前があるなら知りたい。

上を目指せ圧というかそんな感じの圧がつらい。

英会話教室でも、テニス教室でも、
絵画教室でも、バイオリン教室でも
同じ事があった。

上達したいという気持ちは誰にでもある。
そこまではいいのだが、それを目指さねばならぬという正義感というか、
練習しているからには上を目指すべきという考えを、どんどん周りに押し付けてくる人が一定数いる。

お稽古事でのこれが
昔から一番嫌なのだ。


ここで大雑把に2種類のタイプに分かれると思う。

過程を楽しむ派(道のり派)
①上達はしたいがそのペースは自分のペースでいきたい。
②上達の目標も自分で決めたい。
③最終的な地位や技術を目指しているがそこに拘りは無い。

目標を目指すのが大事派(下剋上派)
①目標を決めて上を目指す事が楽しい。
②早く上達したい。
③一番上まで行くべきである。

道のり派の自分に
下剋上派の人から絶えず言われるのが
「いつまでもそこに居ても上達しない」
「上を目指すべき」

ほっといてくれ。

が、正直な気持ちなんだが、
なまじ下剋上派は真面目で熱い人なので

練習しているからには
上を目指したいに決まっている。
(しかもいち早く)

と、思い込んでいるし疑いもしない。


のんびりマイペースで練習していたり、
相手から見て無我夢中で取り組んでいない様に
見える人を見つけては憤慨する。

「あの人はやる気が無い」
「ここに来て何をしている?
 やる気の無い人は来なくていい。」

これを自分にめがけて言う話であれば拗れない。
問題なのが別の誰かの話をして、
「そうだね」と言おうものなら
次回からは
「お前も下剋上派と認定しよう」となる。

真面目だから悪気は無いのだが、どうにも自分の考えだけに固執されると
自分はいくらのんびりで良いと言っても
「やる気が無い」
「負け犬の遠吠え」と言われてしまう。

そして、相手は自分についてくれば
どんな道も大丈夫!と
求めても居ない水先案内人として
君臨されてしまう。

負け犬はわかるが、やる気が無いと周りに吹聴されるのは流石にこまる。
反論など受け付けてもらえず、ひたすら相手の思う様にせざるを得なくもう振り回されるだけ。

無駄に周りも巻き込んでいくが、とうの本人は、
あれ程巻き込んでおいて、そのうち姿が見えなくなる(今回も同じになるのは難くない。)

だから単なるお節介という
簡単なものじゃないのだ。

こうして今楽しくないお稽古になりつつある。

この現象に名前をつけて世間に広められるなら、少なくとも運悪く巻き込まれている場合、第三者に説明もしやすいし理解も示してくれると信じている。

誰かこの事象の名前と対処法を教えて欲しい。


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