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インド・カルナータカ州のOOTA(ミールス)を食べにいく旅5-2
5日目の続き
ココナッツ
北カルナータカを抜けて南カルナータカに入ると、同じ州だというのに景色が違っていた。その1つが南カルナータカには、ココナッツ畑が広がっていることだ。
ハッサン近郊にあるMの故郷は、コプラ(乾燥ココナッツ)の産地で有名らしい。
Pの家で教わった料理にも、生のココナッツやコプラが多く使われており、欠かせない食材といえるだろう。
Pの家には、外皮が乾き茶色く変色したココナッツが山になっていた。
Pの父は、数年ほど前にココナッツファームを買ったらしく、そこで収穫したものかと聞いたら、ファームの木々は幼く収穫までに3年はかかるとのことだった。
山になったココナッツは、農家の人から譲ってもらったものらしい。これらのココナッツは、オールドココナッツとコプラにするため保管しているとのことだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1691150046592-mMGwqAkYyE.jpg?width=800)
これらのココナッツがどれくらいの時間を経て、オールドココナッツとコプラになるのか聞いてみた。
オールドココナッツ
成熟した果実(ヤングココナッツ)を、2か月経ってから収穫する。
収穫した果実を、雨があたらない風通しの良い場所に保管する。
約4か月後、外皮が乾き茶色くなったらオールドココナッツの出来上がり。
![](https://assets.st-note.com/img/1691149519595-VTtJdxlY0q.jpg?width=800)
コプラ
オールドココナッツを、さらに4か月かけて乾燥させる。果実を振って水の音がしなければコプラの出来上がり。
![](https://assets.st-note.com/img/1691149570067-XJDJCwDea2.jpg?width=800)
南インドの空港のチェックインカウンターには、半分に割られたココナッツが持ち込み禁止のサインボードに描かれていた。
どうやら、コプラは飛行機に持ち込み禁止らしい。
続
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