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漫画家ミライ会議延長戦 ウェブトゥーンの質問に答える!(2/2)

こんにちは!コピンコミュニケーションズジャパンのハツミです。弊社コピンは、最近話題のスマホで読める縦スクロール漫画、WEBTOON(ウェブトゥーン)の制作会社です。

弊社コピンは、2021年12月10日、ナンバーナイン様主催で開催された漫画家ミライ会議にて『韓国WEBTOONの制作現場最前線』というテーマで、登壇させていただきました!ご視聴いただきました皆様、アーカイブ動画を見ていただいた皆様、当日コメントをくださった皆様、誠にありがとうございました!

▲当日のアーカイブ動画

ミライ会議当日は、放送中にWEBTOONに関する様々な質問をいただいたのですが、時間の都合上、お答えできなかった質問もございましたので、本noteではミライ会議延長戦と題しまして、いただいた質問に回答してまいります。

皆さんの質問をさらに深堀りして聞けるよう、本noteでは当日ミライ会議にも登壇していた弊社代表花宮に、私ハツミがインタビューするという形式で書かせていただきます。

また、非常に多くの質問をいただきましたので、noteで2回に分けて公開いたします。WEBTOONに興味のある皆様、ぜひご覧くださいませ。今回はPart2になります!

>> Part 1はこちら<<



ハツミ:ということで引き続き、よろしくお願いいたします!

花宮: よろしくお願いします。


Q8.WEBTOONのコマ割りについて教えてください!

ハツミ:WEBTOONは何ページという縛りがないので、紙の原稿に比べて、何コマという数え方が難しいですよね。その場合、原稿料などはどうなっているのでしょうか?

花宮: そうですね。なので、弊社では一話単位で原稿料をお支払いしています。

ハツミ:一話だいたい何コマくらいになるのですか?

花宮: 平均50-70コマくらいが多いですね。ですが、作品によって、見せ場のエピソードでは、それ以上のコマを描くこともあります。その際は作家さんとご相談ですね。


Q9.ウェブトゥーン作家の収入はどこから得られるのですか?

花宮: 制作スタジオによって報酬体系が違うので、一概には言えないのですが、基本的に分業制の場合、ネーム、作画、着色など担当している制作によって、原稿料や製作費という形でお支払いしています。

ハツミ:なるほど!

花宮: それ以外にも、弊社はレベニューシェアという形で、作品が国内外で配信された際の利益を、作品に携わった作家さんたちに還元しています。

レベニューシェア:
契約時に、報酬の配分率をあらかじめ決めておいて、ウェブトゥーンの配信プラットフォームなどから得られる利益を分配していくもの。

ハツミ:いわゆる印税的なことですね!?ただ作ったらおしまいじゃないというのが夢があっていいですね。うちは世界配信だし、一攫千金のチャンスも…!

花宮: 怪しい宣伝文みたいだね(笑)

ハツミ:こういうときに宣伝しておかないと!!


Q10. 原作があるウェブトゥーンを制作する場合、文字コンテなどがあることが基本なのでしょうか?

花宮: そうですね。原作をウェブトゥーン化する場合、原作の小説やテキストをそのままウェブトゥーンにするのではなく、文字コンテという段階を挟むことが多いです。文字コンテとは、小説やラノベなどの原作テキストを、WEBTOONに起こしやすくするために、コマごとに細かく文字で書き起こしたものです。これにより、ネーム作家や作画家が、原作をWEBTOONに起こしやすくなるんです。

ハツミ:原作→文字コンテ→実際のネームという流れなんですね!

花宮: 文字コンテがあることで、原作ストーリーの見せ場や、伏線など様々な情報を把握しながらWEBTOONに落とし込むことができるんです。


Q11.世界的な大手配信プラットフォームに掲載するにはどうしたらいいですか?

花宮: 大手プラットフォームで配信するためにオリジナル編集部と作家契約して制作するのも一つの手です。しかし、プラットフォームを特定せずに、より多くのプラットフォームで配信していくために、あえてコピンのようなスタジオで制作するという選択肢もあります!

ハツミ:たしかに、どうしてもここで出したい!というような配信先への強いこだわり等なければ、間口を広げるという意味で制作スタジオと組むのもいいかもしれないですね。


Q12. WEBTOONスタジオの作業風景を見せてください!

ハツミ:では、コピンの制作風景をご紹介しますね!

制作チーム長 作業風景


ハツミ:次に制作陣のデスク周りをご紹介!

制作チーム長 デスク
漫画家 作業デスク
漫画家 作業デスク

ハツミ:なんか自宅みたいな人がいますね…(笑)




ハツミ:質問は以上になります。放送をご視聴いただいた皆様、質問をいただいた皆様、ありがとうございました!!

花宮: ありがとうございました!2022年は日本産ウェブトゥーンがどこまで、この世界的波に乗れるかという勝負の年なので、コピンも頑張っていきます!



弊社コピンでは、世界に届く日本産のWEBTOON制作に日々励んでおります。「我こそは、世界を轟かすウェブトゥーンメーカーになる!」という志の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご連絡ください。

作家様、編集者様、グラフィックデザイナー様、CGアーティスト様、とにかくウェブトゥーンを描いてみたいクリエーターの方々のご連絡お待ちしております。

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