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※11/17更新※ 漫画家が主役の無料オンライントークイベント「漫画家ミライ会議」を開催します

変わる漫画業界。漫画家のミライやいかに

ナンバーナインは、12月2日(水)〜4日(金)に無料オンライントークイベント「漫画家ミライ会議」を開催することを発表しました。すでに200名近くの方が申し込まれていて、まずは一安心と言ったところです。

ここ最近の漫画業界は、出版社によるデジタルシフトが加速し、各社ともに業績も引き続き紙の売上は低迷を余儀なくされそうですが、昨今では出版各社による積極的なデジタルシフトがニュースで取り上げられ、漫画業界は新たな局面を迎えています。

その一方で、漫画家たちに起こる変化について、公の場で漫画家本人の口から語られる機会は多くありません。そもそもこうした場がなかったとも言えます。

そこで、12月2日〜4日の期間で「変わりゆく漫画業界で創作を続ける漫画家たちが何を考え、どんなキャリアを歩んでいくのか」を考えるオンライントークイベントを開催することにいたしました。

※申し込み期限: 2020年12月1日(火)正午まで

登壇される方々やトークセッションのテーマについては、漫画の電子書籍化をお手伝いするデジタル配信サービスや漫画家・イラストレーター向け確定申告代行サービスを行い、広くあまねく漫画家をサポートする事業を展開するナンバーナインだからこそできるラインアップになっております。

登壇者は(ほぼ)全員が漫画家。一線で活躍する彼ら彼女らの頭の中を覗く3日間

3日間で行われるセッションは、全部で8つを予定しています。まだ登壇者の調整を行っているセッションもありますが、登壇者はほとんどが漫画家。

それも、商業誌で活躍している方からSNSをフィールドに活躍する方まで、ベテランから若手まで、多様なキャリアの方をお招きしました。早速、それぞれのセッションについて細かく紐解いていきます。

イベントまでの間、そしてイベント当日は、ハッシュタグ #漫画家ミライ会議 でTwitterで投稿していただければ公式アカウントから何かしらのアクションがあるかもしれません。

オープニングセッション〜広がる漫画家の可能性〜

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イベントの口火を切るのは、漫画家として累計発行部数1000万部以上のヒットを出しながらも、マンガ図書館Zの立ち上げや漫画家協会での活動、海賊版に対する抗議活動など、漫画家、ひいては漫画業界の未来のために様々な活動を精力的に行ってきた赤松健さんです。

「広がる漫画家の可能性」という大きなテーマにおいても、赤松さんのこれまでの活動が今を生きる漫画家にとって大きな学びや生き方のヒントになると考え、主催である弊社代表の小林とともに色々とお話を伺いたいと思います。

12月2日(水) 19:15〜 漫画家は何歳まで漫画を描き続けられるのか

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漫画家が何歳まで漫画を描き続けられるのか。すなわち漫画家のキャリアをどう描くのかというのが、このテーマに込めた想いです。そこには、モチベーションの問題や連載枠、台頭する新人作家、人気など…様々な問題が上がってきます。

登壇いただくのは、夫婦で作画・原作と役割を分けて漫画家業を続ける『東京トイボクシーズ』うめの小沢さんと、累計発行部数2400万部以上を記録するかるた競技漫画『ちはやふる』末次由紀さん。スタイルの違うお二人が考える「漫画家のキャリア」について、色々とお伺いしていきます。

12月2日(水) 20:30〜 なぜ『左ききのエレン』は多くの読者を惹きつけるのか

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リメイク版の商業連載、ドラマ化、クラウドファンディング日本一、数多のタイアップ広告……。『左ききのエレン』は、商業誌や漫画アプリなど漫画ガ主体のメディア以外で連載したくさんの読者を獲得した漫画です。

本セッションでは作者のかっぴーさんを招き、その「熱狂」を生み出す源泉や創作の秘訣、一人で描き続けるモチベーションなどを伺います。

相手は、漫画好きかつご自身もエレンのファンを公言するアル株式会社・代表取締役CEOのけんすうさん。これまで様々なコミュニティサービスやWebサービスを作り出してきたけんすうさんとともに、かっぴーさんの凄さを掘り下げていただく予定です。

ステキなビジネスパートナーの見つけ方

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漫画家の多くは個人事業主です。個人事業主が様々な取り組みを行うにあたって、いいビジネスパートナーとの出会いは作品の認知や収益化を飛躍的に伸ばす上で重要なカギを握ります。

ここでいうビジネスパートナーとは、いい作品を作り出すための編集者だけでなく、マネージャーかもしれませんし、広告漫画の依頼を行うクライアントかもしれませんし、漫画家向けのサービスを展開するナンバーナインのような存在かもしれません。

本セッションでは、多くの広告漫画を手掛けてきた山科ティナさんと、先日漫画家のエージェントを行うコルクに所属された吉本ユータヌキさんに登場いただき、ビジネスパートナーとのお付き合いに必要なことをお話しいただきます。

商業連載作家のアタマのなか

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商業誌で連載する漫画家さんたちは、とにかく忙しいイメージが付きまといます。その忙しさの頂点に立つのが、週刊連載作家と言われます。

本セッションでは、現在も週刊少年サンデー(小学館)で『トニカクカワイイ』を連載する畑健二郎さん、そして週刊少年マガジン(講談社)で『彼女、お借りします』を連載する宮島礼吏さんをお招きし、普段の仕事の進め方や物語の生み出し方など、気になる商業漫画家の現場についてお聞きします。

漫画家のミライはどこへゆく?

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かつては商業連載が漫画家としての王道とされていましたが、商業連載以外の選択肢も増え、漫画家のキャリアは多様性を増してきています。漫画家を取り巻く環境が目まぐるしく変わる中で、はたして自分はどの道を進めばよいのでしょうか。

そもそも選択肢は本当に増えているのか。まだまだ答えの見えない暗中模索な「漫画家のミライ」について、『こぐまのケーキ屋さん』(小学館)のカメントツさんと『幸せカナコの殺し屋生活』(星海社)の若林稔弥さんという、新しい取り組みに積極的に挑戦している二人の漫画家とともに考えます。

※その他のトークセッションについては、決まり次第ナンバーナイン公式Twitterにてお知らせします

<開催期間中のタイムテーブル>

■12/2(水)18:00-21:45
18:00-19:00 A-1: オープニングセッション〜広がる漫画家の可能性〜
19:15-20:15 A-2: 漫画家はいつまで漫画を描き続けられるのか
20:30-21:30 A-3: なぜ『左ききのエレン』は多くの読者を惹きつけるのか

■12/3(木)18:00-21:30
18:15-19:15 B-1: ステキなビジネスパートナーの見つけ方
19:30-20:00 B-2: ハーフタイムセッション
20:15-21:15 B-3: 商業連載作家のアタマのなか

■12/4(金)18:00-22:00
18:15-19:15 C-1: 漫画家のミライはどこへゆく?
19:30-20:30 C-2: SNSでヒットする漫画のつくり方
20:45-21:45 C-3: 漫画をSNSでプロモーションする方法
21:45-22:00 C-4: エンディングトーク

■セッションのファシリテーター

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株式会社ナンバーナイン 代表取締役社長 小林 琢磨
株式会社ナンバーナイン 取締役CXO 小禄 卓也
株式会社ナンバーナイン 執行役員 工藤 雄大

広がる「漫画家」の在り方

「漫画家」と言われるとどうしても商業誌で連載している方々のイメージが先行しますが、昨今の漫画家は非常に多様性を持った職業になりつつあります。

本ベントでは、商業・同人といったカテゴリを超えた様々な漫画家さんが一つのイベントに集まることに大きな意義があると考えています。

すべてのセッションは、答えを導き出すものではありません。働き方や生き方の答えというものは一人ひとりが導くものです。この「漫画家ミライ会議」に参加される皆さんが、ミライを切り開くためのそれぞれのヒントを見出していただくことを願います。

<注意事項>

※本イベントは漫画家を対象とした無料のオンラインイベントです。イベントに参加される方は事前の申込みをお願いいたします
※事前に申し込まれた方に、イベント前日にZOOMウェビナー用URLをお送りしますので、送られてきたURLよりご参加ください
※イベントはZOOMウェビナーを使って配信いたしますが、参加者の情報は他の参加者に公開されません
※登壇者へ質問をしたい方に関しては、作家名や音声が配信に載る可能性がございます

※申し込み期限: 2020年12月1日(火)正午まで

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