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応援メッセージが届きました。②


ミニシアターの経営危機は、日本人の映画作品を理解する映像センスの劣化と生き方の武器としての知的教養を学び鍛錬する場が消滅する由々しき事態が今、起きていることのアラームとして認識すべきである
 
原一男(映画監督)
 
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長い文章、全部読みました。
シネ・ヌーヴォのような映画館を存続させていくことが
どれほど大変なことのか、つくづくよく分かりました。
今や自分の見たい映画のチケット代を払っただけでは
映画は見られない。はっきりとそういう時代になってしまったのですね。
それぞれが出来ることをしましょう。
 
小栗康平(映画監督)
 
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全国のミニシアターは、シネ・ヌーヴォと同じく、プロジェクターの切り替え時期が一斉にやってくるようだ。その製品価格も、交換経費も、半端ではなく、どうみても、メーカー側による投資を煽るための戦略と勘ぐらざるを得ない。10年単位で、保証が切れ、その先は、メンテナンスも放置され、部品の確保さえままならぬとは。1スクリーンならまだしも、2スクリーンを展開する映画館は、2台同時の買い替えだ。ウン千万の出費だ。そんなカネがもともとあるなら、ミニシアター・エイドなんて、必要なかったはずだ。パンデミックでも、自身で持ちこたえられたはずだ。これは、支援すると云う類のものではなく、作り手にとっても、観客にとっても、死守すべき我々の棲家が、強制執行にあうようなものだ。それに抗うためには、まず、私たちは、できる範囲で、できることからしよう。
 
阪本順治(映画監督)
 
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届いた順に掲載しました。
 
奥 三紀さん、春日太一さん、リム・カーワイさん、小田香さんより「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」にお寄せいただいた応援メッセージはこちら→

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