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休職:1か月半

仕事が出来なくなって1か月半、必要な買い物やごく親しい友人との食事以外、ほとんど家から出ず過ごしている。この猛暑で外に出る気力があるなら仕事だって普通に出来ているんじゃないだろうか。今は休む時なのだ…ともっともらしい理由を付けて堕落した生活を送っている。

体調(心調?)は行ったり来たり

2週間に1回、かかりつけの心療内科に通院している。診察は10~15分程度で、最近はどう過ごしていますか、眠れていますか、なんて程度。

仕事を休んで最初の2週間は調子が良かった。休職前は夜中に何度も目が覚めてしまったり、仕事の夢を見てしまい全然眠った気がしないなんてことも多かったが、わりとよく眠れるようになった。2週間後に先生と面談し、それを伝えた。当初1か月の休職が必要との診断書をもらっていたので、その期日まではあと2週間。

「復職の時期については次回話しましょうね」と言われたものの、その日からまた仕事のことを考えるようになってしまい、不眠が再発。悪夢は見るわ金縛りになるわで最悪だった。30年間金縛りになんてなったことがなかったのだけれど…

罪悪感は前より大きい

住まいから最寄り駅の間にはオフィスビルがいくつかあり、お昼時や夕方になるとスーツやビジネスカジュアルの人がたくさんいる。最近はそういった時間帯にはあまり出歩かないようにしている。どうしても「みんな働いているのに私は…」といった気持ちになってしまうのだ。

休職してすぐは、休めてほっとしたという気持ちが大きかった。私の代わりに業務を進めてくれている仲間のことを考える余裕もなかった。仕事が出来ないことに罪悪感ってある?と上司に聞かれたときは、あると嘘をついた。

今は罪悪感はあるが、一緒に働いていた仲間にというより、世の中の人々はみんな働いているのに私は…といった気持ち。世界は誰かの仕事で出来ているとはよく言ったもので、働いている人々のお世話にならなければ生活は成り立たない。

今後のこと

今のところ、前の仕事に復帰するかどうかは五分五分くらい。ものすごくエネルギーのある人が集まっている職場だったから、中途半端に戻っても同じことの繰り返しになる気がする。

今まで「東京の真ん中で、好きな仕事をやってます!」みたいなプライドがあったのだけれど、それももうどうでもよくなった。今までの仕事やキャリアに未練がないことに気付いてしまったので、全く違うことに挑戦したい気持ちもあるのだけれど、30歳で何が出来るんだろうか?どこにヒントがあるか分からないから、これからは少しづつ外にも出てみようかな。

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