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DATA Saberに認定されました ~北陸よりTableau愛を込めて~[DATA Saber挑戦 #Week13]

DATA Saber BridgeプロジェクトにApprenticeとして参加していました。
週一note更新目指します。

はじめに

先日、晴れてDATA Saberに認定されました。

DATA Saber認定を目指して活動した90日間(実質84日間)はとても大変でしたが、同時に新しい体験ばかりでとても楽しい期間でした。

DATA Saber認定を目指して活動した90日の間で、データに対する考え方なども少しずつ変化してきました。どのようなDATA Saberになったのか、これからどのようなDATA Saberになりたいか、ということを90日間を振り返りながら書いていこうと思います。

1.スキル(データを見て理解できる力)

データの魅せ方の幅がとても広がったと感じます。

この90日間、技術試練(Ordeal)の解き方解説や勉強会、同時期にDATA Saber認定に挑戦していたApprenticeのVizを見る機会が多くありました。

これまでTableauを2年ほど使ってきていろいろなビジュアル表現を作成してきて、自分の作成できる表現はこれでも十分と考えてましたが、まだまだ見たことのない表現があるのだと気付くことができました。
Tableauという製品だけでなく、データビジュアライゼーションの可能性を知ることができ、「もっと勉強しよう」「もっとスキルを磨こう」という気持ちにさせてくれました。

Tableauでこの表現もできるのか、と驚いたものがこの90日間でたくさんありました。Tableau君ってすごいですね。
DATA Saber挑戦期間は時間が無くあまりできませんでしたが、自分でも表現を使えるようにして、その素晴らしさを自分の言葉、自分のVizで他の人にも伝えていきたいです。

2.ビジョン(データドリブン文化を伝え、広める力)

組織内においては「組織の人にTableauのダッシュボードを見て行動に移してもらうために、勉強会などの形で啓蒙していこう」というように、自分のするべきことが明確になったと考えています。

私の所属する組織にはTableau Serverが導入されていますが、特に私の部署においては活用している人が多いとは言えない現状があります。
そのような中で、私は部署の管理部門の方と協力してダッシュボードを3つ作りました。
それぞれのダッシュボードのテーマは、 "今の組織内で目標到達を目指している施策" や "部署内で課題になっていたとある件" など、ダッシュボードを見る人が次にどのようなアクションをすれば良いのか分かりやすいものを選んでいます。

次アクションが明確なダッシュボードを作成した背景には、「まずは多くの方にTableauの良さやビジュアル分析の有効性を感じてほしい」という私の思いがありました。
私自身、DATA Saberにまつわる勉強をする中でTableauの良さやビジュアル分析の有効性を改めて知ることができました。DATA Saberに挑戦していなければ、このように思わなかったと感じています。

私の中期的な目標は「自部署にデータドリブン文化を醸成すること」です。そのために、活動の中で部署内のViewerの方向けに勉強会も開催しました。私以外のCreatorを増やし、レベルを上げるということも重要ですが、Viewerの教育も必要ということが90日間の勉強でも気付くことができたので、勉強会の開催は継続したいです。

3.コミュニティ(同じ世界を共有し共に進む仲間と出会う)

DATA SaberにApplyする前と比べて仲間が増えた、ということをとても実感しています。

これまで、Tableauやデータ利活用といった話は組織内でしか会話したことがなく、そもそも組織外の方と接する機会すらほとんどありませんでした。
たまたま見かけて挑戦を決めたDATA Saber Bridgeというプログラム。色々なバックグラウンドを持つ方々と共に認定取得に向けて挑戦できるということで、何か刺激が得られればと新しい世界に一歩踏み出そうと決意して正解だったと感じています。

北陸在住という地域柄、オフラインイベントには全く参加することができませんでした。しかし、Twitterや勉強会などを通して、今ではDATA Saberに認定されたであろうApprenticeやDATA Saberの師匠とお知り合いになることができました。
意を決してDATA Saber Bridgeに参加してよかった、と心から感じています。

Inputばかりの人間からOutputする人間に

DATA Saber挑戦の記録(Chasoso) | Tableau Public

この90日間での一番の大きな変化はInputするだけの人間からOutputも行うようになった、ということかもしれません。

他の方が書いたブログを参考にダッシュボードを作ることは幾度となくあったのですが、自分から情報発信するということがこれまでほとんどありませんでした。

自分なりに工夫して培ってきたスキルを専売特許とせずにオープンにする、ということに最初は若干抵抗がありました。しかし、ブログ記事などに多くの方から反応をいただくことで、私のコミュニティの一員としてデータドリブン推進に役立っている、と感じることができました。

DATA Saber挑戦期間は毎週ブログ更新をしていましたが、今後はペースを落としながらも継続出来たら、と考えています。

おわりに

DATA Saberとしての私の二つ名は "Producer of Data Driven" としました。

データドリブン文化醸成のためのストーリーを演出できる人間になりたいと思い、この二つ名としました。おそらくデータドリブン文化を根付かせるのは一筋縄ではいきません。どのような時もゴールに向かって最適なストーリーを紡いで、皆を導いていけるようなDATA Saberになりたいです。


P.S. ヘッダー画像は金沢駅の鼓門です。金沢よいとこ 一度はおいで。ズワイガニの漁の期間は3月までですよ。


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