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政府のブラックリスト入りした&外国エージェント認定されたロシアの芸能人・著名人リスト

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こんにちは、ディアナです。

今年3月のロシアのウクライナ侵攻後、ロシア国内の様々なニュースサイトで
ウクライナを支持しているロシアの芸能人・歌手は今後、ロシアを拠点にライブやアーティスト活動ができなくなったと噂が出始めました。

それらの人達はどうやら政府のブラックリストに入ってるとの情報を得ました。
そのリストに入っている歌手がライブを予定すると強制的にキャンセルされるそうです。
また、ブラックリストには現在37組の芸能人・歌手が入っています。(※リストに入る人数は日々変動します)

また、それとは別でタイトルにもある「外国人エージェント」というものも存在します。

これはロシアのメディア規制のために作られた法律で、2012年頃に「外国エージェント法」が施行されました。

簡単に言うと、

・外国から資金を得る非政府組織(NGO)に対し「外国エージェント」として登録し、収支や財務責任者を定期的に報告することを義務付ける

・登録されたメディアは実質的に外国のプロパガンダ(政治宣伝)機関というレッテルを貼られ、当局による査察や定期的な収支報告などの義務を負う

そして、2017年にロシア国内で活動する外国メディア・ロシア語で発信する国外のメディアにも適用されるように法改正されます。
対象範囲をNGOからメディアへ拡大されました。

さらに2019年、個人もその「外国エージェント法」の対象になります。

この法改正は、外国から資金を得ている個人や「外国エージェント」とされる団体・報道機関のメディア媒体に記事や意見を投稿したり、媒体の配布に携わった人物も「外国エージェント」と定義できるようにしました。

これにより、団体や報道機関だけでなく、ブロガーやインフルエンサージャーナリストにも直接規制が及ぶこととなり、言論の自由を規制されます。

NGO→メディア→個人

といった感じで全ての人が対象になり得るような法改正をされました。

ちなみにこの法律では、検察庁が「好ましくない」とみなした報道機関のサイトへのアクセスを遮断する権限を持ちます。
しかし「好ましくない機関」の定義は曖昧で、当局の裁量で適用が可能になるということです。

さて、今回はその代表的な政府のブラックリスト入りした
芸能人・歌手&外国エージェント認定された人達ををご紹介します。

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