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本丸博2020備忘録

昨日、本丸博に初めて行った。ちょうど5周年の日だったという事も含めて、会場はどこかお祭りめいた空気感で、その場にいるだけでドキドキした。

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(刀剣乱舞五周年を記念した生花。ゲームの方でもこの景趣を使用できるという粋な計らい。)

ズラリと並んだ刀剣男士達の掛け軸を見て、5年という月日の積み重ねを感じ、少しだけ自分が離れてしまっていた時期に寂しさを覚えた。その分、新しく加入した彼らは今後しっかり迎えてやろうと心に決めている。(ゲームの都合上、簡単には迎えられないのだろうが、こればかりは縁なので仕方がない。)

この他にもミュージカルや舞台、アニメ、実写映画の衣装や名場面を展示している場所や、本丸のジオラマに内番の道具だったりが置いてあり、彼らが本当にこの場にいるかのような空気がとても嬉しくて、偶然にもチケットが当たって無事に行けた事に感謝したい。

物販には生憎、自分の近侍の鶴丸国永のラバーストラップが完売していたので、後日行われる通販で購入予定だ。あのゆるキャラ感のある顔が愛らしいので、他にも初鍛刀の五虎退と推し刀の長谷部と日本号も手に入れられたら良いのだが……正直今も悩んでいる。通販が始まるまでによく考えておこうと思う。

それからほぼ同じ場所で開催されている展望台でのイベントも回ってきた。暖冬のせいか靄がかかってしまって遠くまでは見通さなかったけれど、展望台に登る事自体が久しぶりの事だったので、イベントも展望も楽しかった。本丸博の半券があると割引が効くとの事なので、これから行かれる審神者の皆様は是非一緒に行かれると良いだろう。

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(私が第一部隊に置いている蛍丸と。都会の風景を見下ろすのもなかなか絶景。)

さて、私は刀剣乱舞のサービスが開始した次の日に始めたので、実は今日が「審神者就任五年目」になる。行事ごとと誕生日が一度に来たような気分で、この日の付近は少しだけワクワクする。刀剣男士達からの祝いの言葉を聞いて、今年はどうやって新しい刀剣を迎えようか考える。まずは今鍛刀キャンペーンをしている白山吉光なのだが、これがなかなか来ない。このキャンペーン中に迎えられたら一儲けくらいの気分で頑張ろうと思う。

先も触れたように、私は近侍を鶴丸国永にしている。近侍曲としては長谷部のものが一番お気に入りなのだが、彼はあくまでも推しであって私の中の本丸では近侍補佐なので、連隊戦等のイベントで全部隊を使う時以外は鶴丸を置いている。

彼との出会いは本当に奇跡的で、初めてのレア太刀(昔はレア4と呼ばれていたな、と今思い出した。)であったのもあるが、彼の刀工が五条国永だったのだ。そう、私のハンドルネームの五条である。これは刀剣乱舞が始まる前から使用しているもので、刀剣乱舞でも審神者の名前は五条である。こんな滅多にないであろう偶然に、私は心が躍ったのをよく覚えている。

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(こんな茶目っ気のある彼が近侍だからか、私の本丸のイメージはなぜかいつもお祭り騒ぎである……おかしいな。)

そして昨日、五条国永の打った刀を見る事ができた。鶴丸は御物であるので、今後も見る機会は無いだろうから、本当に有難い事である。(更にこの五条国永が打った刀が片手で数えられる程度というのだから、本当に刀剣乱舞運営陣には足を向けて寝られないというものだ。)

綺麗な刀だった。そんな月並みな言葉しか出ないくらい刃紋は綺麗で、それでいて芯の強さを感じられる刀だった。鶴丸はこれよりもっと綺麗なのかと思ったらゾッとする程だ。

私も二つ目の名前ではあるが、五条と名乗る身だ。だから、彼らに負けないような人間になりたいと思うし、遅まきながらこの一年を無事に過ごしたいと思う。今年は水面下で変化する事が決まっているので、尚更それに振り回されないようしっかりと生きていきたい。願わくば、この名で手柄を挙げられるようになりたい。

五条


雑多な日常を語ってみたり、空想を形にしてみたり。