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僕がキャリアアドバイザーになったわけと面談の中で意識していること

僕は今エンジニアを目指している学生のキャリア支援をしている。

もともと僕自身学生時代はエンジニアを目指していて、独学でプログラミングもしていた。始めた動機は不純で、この先の時代、インターネットやソフトウェアが世界を食い尽くすのだろうと思っていた。そして、エンジニアやプログラマーとしてのスキルがないといずれ世の中の多くの職種が奪われていくのだろうという一抹の不安があり、まずはプログラミングを学び、エンジニアとして働くことが生き残れる術だろうなと浅はかな考えを持っていた、、、

その結果、当然このような浅はかな考えで就職活動をしてもよい結果は得られず。かなり後悔した苦い経験を多く持っている。
その中で僕みたいに就活やキャリアに悩む人は一定数いるだろうなと思い、
僕はエンジニアではなく、キャリアアドバイザーとしての道を選んだ。
今ではありがたいことに企業の採用に口を出すこともできている。
天職かどうかはわからないが、エンジニアよりは向いていたと思う。

SNSとか見ていると就活強者で大手企業から何社も内定を取った学生がのノウハウなどを提供している。僕は就活弱者だったからその人たちの意見や考えに思うことは何もないが、僕が実際にこの仕事をしてみて、学んだことを書くのでもし参考になればいいなと思っている。

就活する上で大事だと思うこと

年間大体300名近い学生と面談していると就活がうまくいっているなと思う学生には特徴があるなと感じる。
うまくいっているというのは小手先のノウハウで内定を取るのではなく、自分に合った選択を正しくできているなということを指している。

様々あるのだが、一番僕が感じるのは何事も目標を持って行動できている学生だと思っている。
何をするにしても目標を立てて、行動している人は大体うまくいっていると感じる。
そして就活する中で目標を立てた理由付けと、なぜ自分がその行動できているのかの源泉やスイッチを自分の中で理解して、言語化できれば大体はうまくいっていると思う。
加えて目標を立てられていて、自分の行動の源泉を理解できていると自分に合った企業選びにも迷いがないなとも感じる。

目標を立てて、かつ行動までするというのは非常に難しいことだと思う。
僕も学生時代に明確に目標を立てて動けていたタイプではない。
でも世の中は甘くないなと社会人になり、すごく感じる機会が多い。
だからまずは小さくてもいいから目標を立てて、行動してほしい。
エンジニアを目指しているならまずは自分や周りが不便に感じていることをもとに簡単にでもいいからアプリを一つ作ってみてほしい。
それができないなら、正直エンジニアは向いてないとも思う。
それに納得した内定すらももらえないと思う。僕がそうだったから。

面談で意識していること

学生に寄り添わないことを意識している。
これは、何も聞かずにこちらの意見を押し付けているというわけではない。

実際に面談の中では、3つのテーマしか聞いていない。
1、現状どのような企業を見ているのか
2、過去にどのような経験をしてきたか
3、どのようなポイントが企業を選ぶ軸になっているのか

上記3つのテーマさえ聞くことができれば、大体自分のことをどこまで理解できていて、自分に合った企業を選ぶことができる人かはわかる。
うまくいく学生は3つのテーマが綺麗に繋がっていて、一貫性を感じる。
一方であまりうまくいかない学生の多くは、希望や条件ばかりに囚われているや大体は目線だけが高く行動できていない。

だから僕は毎回はっきりということを意識している。
もっとこうした方がいいんじゃないか。もっとこう考えた方がいいのでないかと。
僕は他人から嫌われたくない人間だし、そうしないように生きちゃう人間だけど、誰かのためになるなら、自分の意見は主張し続けたいと思う。

おわり

あくまで個人の見解です。
もしこれを読んでくれた学生さんで相談がある人は連絡ください。
また現在キャリアアドバイザーとして働いている人で僕の見解が間違っていると感じるポイントがあればそれも連絡ください。


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