2度あることは3度あるの諺を聞いていつも思い出すこと

「2度あることは3度目もあるかもな」

という、今日見た映画の中にあったこのセリフ。

この、2度あることは3度ある、という諺を聞いて
毎度、母が何度も話してくれたエピソードを思い出します。

それはまだ、小学校に入る前の幼いころ、
私は母にこう聞いたそうです。
「2度あることは3度あるってことは、
1度あるってことは2度あるってこと?」

ちょうど、祖父に会いにきて下さっていた
仲のいいお客様がお帰りになるころ、
お見送りしようとみんなが玄関に集まってきていたこともあり、
それを聞いたお客様が、
「えらい賢い子やなぁ」
と相槌を打ってくれた、

というエピソードです。


これを聞く度、思い出す度に、私は賢い子ぉなんかなぁ。
そやけど、それのどこが賢い子ぉなんやろう。
とも思っていたのでした。


もし、今、30年前の自分に会えるなら、
教えてあげたいと思います。


あっちゃん、
2度あることが珍しいことやから、
そんな珍しいことが2回もあったんやったら、3回目もあるかもね。
ってことなんやで。1回あったことが何でも毎回2回あったら大変やろぉ?

幼い私はキョトンとするかも知れませんが、
その顔も見てみたいと思います。

今、思い返すと、やはり、
なんも賢い子ぉやあらへんのんちゃうかいな。
と思うのですが、「賢い子やなぁ」と言ってもらえたことを
嬉しそうに思い出す母と、なんと答えてよいか咄嗟には迷う疑問へ
「賢い子やなぁ」と相槌を打って下さったお客様の粋な機転が
毎度思い出すくらい、このエピソードが好きな理由なのかも知れません。



明日も良い1日をお過ごしください。

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