⬜︎玉置美智子著 『シャツとダンス 「アパレルの革命児」が起こした奇跡』文藝春秋
いつ頃からか、情熱大陸やカンブリア宮殿、プロフェッショナルなどの番組が好きでした。社会人になり、どのようにその人の歴史があったのかという本を好んで読んでいた時期もありました。それから少し遠のいていましたが、今回ふと入ったいつもの書店でのお洒落な題に目が止まり、手に取ることになりました。
メーカーズシャツ鎌倉の創業者、貞末良雄さんの物語です。読んでいる中盤から思ったことは、とにかく、鎌倉シャツが買いたい。でした。
VANやアイビールックという言葉は聞いたことはあるけれど、あまり馴染みがなかった文化でしたが、当時の若者たちの高揚感が感じられ、また、そんなにも一世を風靡しながらもブランドが傾いていく様はとても身近に思え、そうゆうことなんだな。と考えさせられました。
そんな経験を経られての53歳での起業。いつからでも遅くなんてないんだなぁと改めて見せていただきました。
あまりシャツを着ることがない生活だったこともあり、店舗の前を通ったことはあるけれど買ったことはなかった世界の鎌倉シャツ。お店に行くのが楽しみです。
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