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大納言あずきとハトムギの収穫などなど

    最近朝晩がずいぶん涼しくなって、畑仕事も楽になってきた、と思っていたら当たり前ですよねぇ10月ですもの
   そのくらい今年の夏はいつまでも暑かったですね。
   そんな異常気象のなか、今年はいつもより10日ほど遅めに秋冬野菜の種蒔きをしているのですが、今日は寒い雨が降り、いきなり冬が来たようで、芽を出した野菜たちが風邪をひかないか不安になっています。
   日本の季節は四季から夏冬の二季になると言う話もあるようですが、柄にもなく地球規模での温暖化対策などを考えてしまう今日この頃です。

大納言あずきができてます。

   いつものように、畑の見回りに行き青々と繁ったあずきの葉の下を覗いて見ると、あずきの房の一部の色がもう収穫時期ですよー!といった色になっています。
   三年ほど前から栽培しているのですが、例年手が回らなず、全体が枯れたような色になってから収穫していました。
   そうすると早めに熟した房は割れてしまい、あずきがこぼれ、また多くは食害によって収穫量はわずかなものでした。
   そこで今年は「いっぱいお汁粉が食べたい!」の一心で熟した房から順次収穫することにしました。

収穫した大納言あずきの房
房の中にはきれいに整列した大納言あずきが

   一房、一房収穫するのは面倒なのですが、大納言あずきを美味しくいただくためなら、頑張ろうと思います。収穫したあずきも形が整い、虫にもそれほど食べられていませんでした。第二段、第三段の収穫も楽しみです。

ハトムギも準備OKです

   ハトムギは収穫してから、煎って粉にしなければならず、手間もかかるのであまり欲しい人もいないかなあと思っています。
   自家消費用のハトムギ茶として飲んでいます。クセもなく健康に良いので重宝しています。

ハトムギの枝
一目、河原でよく見た数珠玉のようです
茶色の実のみを取り分けます
なんでも手作業が基本の我が家です
収穫したハトムギ

  このような豆を採ったり、種を採取したりするのは妻の役目なのですが、今日は雨が降っていたので、ビニールハウスの中で一緒に作業しました。
   たまには、夫婦で夏野菜の反省やこれからの作付計画、家族の話などポツポツと話し合う時間も貴重です。

 キャベツの種蒔き

   妻があずきやハトムギを採っている横で、春キャベツの種蒔きもしました。
   秋キャベツにも何度か挑戦したのですが、結球する前に霜が降り成功しませんでした。我が家の畑では、栄養が足らず結球するには時間が足りないようです。
   ここ数年は10月初旬に種を蒔きじっくり時間をかけて春キャベツを育てています。

品種は富士早生甘藍です。
36穴のセルトレイ5箱に種蒔きをしました。
防虫網をしっかりかけて完成

その他夏野菜の種取り

  トマト、なす、ピーマン、キュウリ、オクラなど夏野菜の多くも種取りをしています。
   種を採るための個体は実が成りだした時から観察し、勢いの良いもの、形の良いものを選抜して、目印にリボンを付けて収穫しないように注意しています。

パプリカのようなサイズになったピーマン
種取り用の個体を成長させながら、ピーマンもなすもいまだに細々と収穫できています。
鹿の角のような種取り用オクラ
へチマのような種取り用キュウリ
トマトの種取り(世界一)
割ってみると以外と種が少ない?
ジップロックに入れて発酵させます。
数日置いて、水洗いして乾燥します。

   スーパーなどを覗くと野菜の値段が高く、多くの主婦を困らせているようです。
   今夏のような高温、日照りなどが続くと露地の野菜は大打撃を受け、消費者を直撃します。
   それでなくても、円安、燃料費の高騰などで農業経営は圧迫されています。ぜひ皆さんもプランターなどで野菜を栽培することをおすすめします。
    毎日の食卓にベランダでとれたサラダ菜の葉一枚がのるだけでも、生活の彩りとなりますよ。きっと

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