カイジ~ファイナルゲーム~ 感想

こんばんは、あおめがねです。
今回はカイジ~ファイナルゲーム~の感想を書きます。
映画を見た事を前提に書くので、ネタバレ等ご注意ください。

シナリオについて

微妙!

カイジを使った別のエンターテインメントを感じました。デスノート Light up the NEW world と似たような感想。

偉い政治家の先生とカイジ君が取っ組み合うのは、なんだかSPECで当麻さんが死者を呼び出した時と似たような寂しさがありましたね。
カイジ…遠くに行っちまった…

カイジはそもそも自己中心的で行動力もないクズで、人生逆転を賭けて血を流しながら悪役を倒すっていうストーリーが本懐なはず。沈みかけた日本を救うとか、帝愛に復讐するとか、そういうのはなんだかなぁ…

ギャンブル内容について

・バベルの塔
全てにおいて不自然な部分が多すぎる。たぶん登場人物紹介と、前菜的なお気軽ギャンブルがしたかったんだと思うんだが、にしてもなぁ…

・ドリームジャンプ
勝つ仕組みを整える算段があるのだから、複数回飛ぶべき。時間ギリギリになって急いで一回だけ飛んで…と行き当たりばったり感が拭えなかった。

・最後の審判~人間秤~
ギャンブルではない。黒崎が検査機をいじってた段階で概ね察して、ドリームジャンプに走るって流れが個人的に嬉しかった(そうはなりませんでしたが…)。
黒崎の権力、勝負への念入りな下準備はハイライトで良かったかなぁ。見慣れてるし。

・ゴールドジャンケン
色々と丁度いい。ルールもトリックも分かりやすくていい感じにまとまってる。強いて言えば図解があると分かりやすい。あとあの場面で金の卵握る価値低くない?

登場人物について

・女の人
「キュー」をキーワードにしたいなら「ラッキーガール」じゃ弱い。元女優とかにして、で人間秤のFANへのアピールを担当してくれると良かった。

・技術班
ドリームジャンプで配電見たり、電子ロック書き換えたり、ハッカー役がいれば楽そうだった(それはそれで叩かれやすいけど)。
チーム東郷は「西バベル優勝、元女優」「東バベル優勝、ハッカー」「沼優勝、カイジ」が自然だと思う。

・福士蒼汰さん
スーツが似合う。人間とは思えない。

・遠藤さん
ドリームジャンプ見て「趣味が悪すぎる!」って言ってほしかった。

演出について

音がとても良い!

SEもBGMも非常に良かった。非常に良い。

諸々の小道具も良く出来ていて、そのあたりはカイジ1,2と遜色なかった。

総評

たぶんメッセージ性の強い作品にしたくて、カイジである必要はなかったと思う。
福本先生考案ギャンブル×有名脚本家〜〜みたいな触れ込みだったら満足だったかも知れない。

福士さんのスーツと劇中音(SE,BGM)はマジでやばかった。

デスノート Light up the NEW world と似たような感想です!

途中「僕の考えた最強のカイジ」みたいになってこっぱずかしいですが、素人目に見て修正点はあるなぁと思いました。

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来週は「アストラルチェイン感想」でお会いしましょう。では!







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