見出し画像

(ブラック企業からの)転職理由は?

転職の書類応募時からこの質問とそれに答える課題がついてまわります。

私は転職回数が○○回です。
2社目、3社目の方々に比べてハードルがもう一段あります。
合わせて学生から社会人になった職業は今の内装業とは全く違います。
ここから私を見ると、辛抱足らん、飽きっぽい人と判断されて当然です。
この当然と思われるところからのスタートです。

それでは本題です。
転職理由は「ブラック企業からの抜け出し」です。
10数社に応募して、ありがたい事に半分以上は面接の機会を戴けました。
「転職を考えた切っ掛けはブラック企業に勤めていて心身共に限界です。」ハッキリと伝えました。
この言葉を企業側がどのように捉えるかのフィルターでもあります。
最終面接に進めた企業では概ね拒否反応は無かったように感じました。

話を違う角度から見てください。
新卒採用でホワイト企業に勤めている。
知人友人も全てがホワイト企業に勤めている。
この環境でブラック企業の労働環境を体感できるでしょうか?
インターネットやTVの情報では知ってはいるかと思います。
1日の時間、1週間の時間、1年間の時間を体感する事は不可能です。
前の記事で「内装業界はとかくブラック業界」と書きました。
私はこの点を反対に最大限に活用しています。

「ブラック企業に居るのでホワイト企業である御社で働かせて欲しい!」
こんな事を言っても「他へどうぞ」となります。
ブラック企業からの抜け出しはあくまで行動のきっかけです。
その企業への応募動機にはなりません。
転職理由と応募動機は全く違うモノなのです。
正しく整理しないと痛い目をみます。

内装業界に居ると大なり小なりブラック企業の内情を知っています。
その知っている部分を広げて「ブラック企業から抜け出す為の転職」に共感してもらえる雰囲気を作っていきます。

人は共感が先にあるとその後の話に入り易くなります。
私が重視しているのは、この面接の場を自分から作っていくスタイルです。
聞かれたい事を聞いてくれるストーリーを組み立てたり、逆に答えにくい質問に話が行かないように組み立てる事をしています。

ただし、虚偽になる演出は駄目です。
あくまで事実に基づいている話の出し入れの意味です。
また面接の為の過剰な演出をすると採用されて入社してから、自身が未動き取りにくくなりますし、周りの見方もズレが起きてしまいます。

次回は私の面接対策についてお話をさせて戴きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?