些細な言葉があなたの印象を左右する

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

今週は、私が実践している言葉の使い方について。

20代の頃、ある先輩から言われた言葉がずっと心に残っていて、実践し続けていることがあります。

それは「嫌い」という言葉を使わないことです。

その先輩曰く、
「嫌いって言っちゃうと、どんどん嫌いになるのよ。」って説明されました。
深みにハマっていく感じ、なんか嫌ですよねw

そこで代わりに何を使うかというと「苦手」って言葉を使っています。

ニュアンスではあるものの、なんとなくマイルドになっていると思いませんか?

「〇〇、嫌いなんだよね〜」
「〇〇、苦手なんだよね〜」

伝えたいコトはほとんど変わりませんが、言い回しでマイルドに聞こえるようになるわけです。

対象を漠然と否定し、とはいえ逃げ道は残しておく。私はそんな風に捉えています。

これを癖づけていると、「嫌い」とか、「不味い」という少し強い言葉を使う人がいた際に、少々乱暴な物言いだなって思ったりします。

なんでそう感じるのかを自身で分析してみると、
最近はSNSを通じて言葉を受発信することが多く、「嫌い」って言葉を使う人が私の周りには少ないんです。
実際、SNSでは強い口調や主張は炎上リスクを伴うこともあり、私も色々と呟いたり発信する時は細心の注意を払っています。

そういった背景から、「嫌い」とか「不味い」とか、ダイレクトに使う人がいると私は少し警戒心を強めることがあります。
そしてきっと、同じ感覚を持っている方は意外と少なくないのではと思っています。

誰かとこのことについて議論したことはありませんw
ですが、言葉の使い方ひとつで損をする人は結構いらっしゃるのではと思っています。(あくまで個人の見解です)
もし、これを読んで合点がいく人は「苦手」という言葉からお友達になってください!

SNSが当たり前の時代になり、社会全体の空気感みたいなものが変化し、無意識にマイルドな表現をすることが増えました。
そう考えると、私が意識して実践し続けているこの表現も、強ち意味のないことではないなって考えています。

細かい話かもしれませんが、こういう些細なことが自身の印象になってしまったり、はたまた印象を変えることにつながるかもしれません。

みなさんもこの機会に、一度言葉が与える影響について考えてみてはいかがでしょうか。
無意識で強い言葉をテキストで書いていらっしゃる方は、今後のことも含めて少しマイルドな表現に変更してみることもご検討いただければと思います。

また来週お目にかかりたく思います。

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