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未来のライブがここに:アバターショーの衝撃

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。

先日NewsPicksでこの情報を知って驚愕したのと、時代についていけてない自分がいたのでそれをシェアします。

スウェーデンにあるPophouseという企業が、伝説の歌手をテクノロジーで熱唱させて、アバター劇場が大盛況らしいのです。

スウェーデンといえば私の中ではいの一番に出てくるのがマインクラフトですが、他にもSpotifyとかもありますね。
そして世代が少し上の方々はABBAなんかを知ってるかもです。

そのABBAを使ってすごく興味深いプロジェクトをやっていました。

このPophouse、ロンドンにABBAアリーナという、収容人数3000人のライブ会場を作っていて、ここで今ABBAのショーを週7回開催しているとのこと。
チケット代が2万/人、常に会場が満タンというから驚きです。
すでに200億の売上を立てていて、大人気のコンテンツになっているらしい。

このショー何がすごいかというと、会場の正面に液晶スクリーンがあって、その前には生のライブバンドがいるんですが、肝心の本人たちはアバターで液晶に映し出されているという構図なんですね。
モニターだけども、実際の演出が凄すぎて、本人がそこにいるように感じるように作られている。
要するに本人たちはそこにいないのに、あたかもそこにいるような錯覚がこのコンテンツの凄さらしい。

今までも映画館などでミュージシャンのライブってあったと思いますが、それの臨場感がエグい感じ。
中身はミュージシャンのモーションキャプチャーをデジタルデータに起こして、本格的な動きを実現して惹きつけているらしいのです。スターウォーズなんかで使われている技術みたいです。

ただこのコンテンツ制作に300億に届くかくらいの金額を投入して、精巧に作っているのがこのコンテンツ、流石にとんでもない金額を投入している。

今後はすでに故人のデータなども精巧に再現して、みたいな構想もあるらしい。

音楽業界にとって、ライブの価値は相変わらず高く、サブスク時代だからこそ、ライブでの収入は非常に大きいわけで、そのライブを永続的に続けれるというところが収益を支えているんだとか。
週7でライブできませんからね、体力的にw

この取り組みの良さは、キャラクターが歳を取らないのと同じで、現役バリバリの時代の動きを再現し、熱狂させられる点にある。

私は世代的に古い人間なのでなんとなくって感覚しかないないですが、自分の子どもを見てると、実態がそこになくともVtuberとかのライブも成立しているわけで、おそらくそこに本物がいるかどうかは問題じゃなくなってきていると思います。

時代の流れとともに新しいコンテンツが出てきますが、同時に人間の感じ方も多様化していて、どんどん新しいものが出てきます。

ただその裏にあるテクノロジーの精度がどんどんと人間を凌駕しているからこそ、こういうコンテンツが出てくるんだと思います。

一昔前、バーチャルリアリティの世界をグラスを通して感じた時くらいのインパクトを感じたネタでした。

なんだか最近一気にいろんなことが変化した気がします。
世代的に若くも年老いたという年齢でもなく、はざまで頑張ってるサコガシラの感覚を少しでも知って頂きたく。

今週もお読み頂きましてありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。

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