イグノーベル賞から想像する、未来の採用のカタチって?!
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。
今回は9月に発表がありましたイグノーベル賞のお話です。
ノーベル賞じゃなくてすみませんw
そもそもイグノーベル賞ってなに?って方もいらっしゃいますかね?簡単に説明すると、
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して授与されるこの章は、1991年に創設されました。
探求することを純粋に楽しみ、それを受け入れ、育んでいく、そんな社会でありたいといった想いが込められているようです。
しかし、想いとは裏腹にネーミングはちょっと怪しい香りが漂っていますw
「イグ・ノーベル(Ig Nobel)」は「下品な」とか「不名誉な」を意味する「ignoble」と「ノーベル(Nobel)賞」をかけたダジャレで、「下品なノーベル賞」あるいは
「不名誉なノーベル賞」という位置付けで始まったイベントだったようですが、近年下品とは程遠い、インテリジェンス溢れた研究がたくさん取り上げられ、ただのお笑いとは一線を画した内容になってきています。
そんな中、2022年もおもしろそうな研究が受賞していました。
「ロマンチックな出会いがあり、互いに惹かれていると感じてるとき、心拍数はシンクロするという証拠の発見について」
私個人的にはこの賞が非常に興味深かったので調べてみると、
人間は無意識のうちに他者と心拍数や脳活動がシンクロする場合があり、「同じビデオやオーディオブックを見聞きする人」「音楽の演奏者と鑑賞者」といったケースでシンクロが報告されているとありました。
今回の実験では、140人の若者が「仮想のお見合い」を行い、「異性を魅力的に感じると心拍数や発汗がシンクロする」と結論付けられていました。
詳細な内容がこちらの記事で紹介されています。
この内容を見てピンときました!
「これ、採用とかに活かせんじゃね?」
まだまだこの研究の根拠は脆弱なところがあり、商用利用するまでには日数がかかりそうですが、きっと出てくるんじゃないかと思っています。
人間の相性を論理的に示すのは難しいですし、採用する側はいつも苦慮してるわけで永遠の課題だと思います。
そんな中新しいテックがその助けになる。これはIT人にとっては理想的な展開!ワクワクしますよね?!
現時点でできそうなことといえば、ウェアラブルウォッチがかなりの数出回っていますので面接時の心拍数を同期できるアプリがあれば、相性を数値化することもできるかなと思います。
実際に各メーカーで取れる値に差分があることはわかっていますので、そこのキャリブレーションは必要だと思います。
でもこれが、将来的にはウェアラブルウォッチのキラーコンテンツになったら面白いな〜って妄想してましたw
新しい出会い系の可能性を感じます!
「面接前にこのアプリをDLしておいてください」というアナウンスがある時代が、きっときますw
最近AIの判定精度が高まり、何でも定量的に示せるようなものが多くなってきています。
とはいえ人との相性についてはまだまだ未開拓な部分もありますし、面白い分野だと思います。
ちょっと先行く採用の未来のお話。(妄想は続きますw)
また来週お目にかかりたく思います。
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