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就活生からよく出る質問「SES企業ってどうなの?」

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。

今週は学生さんからよく出る質問について書きます。

IT企業を志望する学生さんならよく出てくるアレです。

「SES企業ってどうなんでしょうか?」という質問。

IT業界目指している人ならこの質問はほぼ出てくると言っても過言でないと思います。

そして結構な確率で出合う言葉は、「SESはちょっと、、」というネガティブな発言です。

さて、本当にそうなのでしょうか。

SES企業でも素敵な会社もたくさんあるし、受託開発やサービス開発を生業にしてる会社でもどうなんだろって思う企業もあります。

SESって括りで敬遠するのは非常に残念。よくわからない企業がたくさんあることも確かです。

ではどこをチェックすべきかについて、たくさんありますが、ここだけはってポイントをご紹介します。

1つ目は、「どんなクライアントとお付き合いしているか」です。

商流の浅いクライアントを多く抱えているかは一つの指標になります。商流で売上が変わりますし、単純にそれが給与に反映されます。
取引先が弱い企業だと、年収がなかなか上がらないってことが起こります。
SES企業というのは、ビジネスがシンプルです。
年商が 社員数✖️単価 で計算できます。
売上と社員数を公表している企業では、割ってみれば単価が見えてきます。ただし、パートナー企業のエンジニアに案件を斡旋していると、それも含まれての売上になっているので、売上が異常に高い場合は、それも包含した数字になっているケースがあります。そこも確認して面接時に聞いてみましょう。
計算した結果、単価が70万を割り込む企業はおそらく孫請け、それ以上の深い商流で案件獲得をしている可能性があります。
私が知る優良企業は、企業規模は小さくてもクライアントがしっかりしていて、給与水準も高く、面白い仕事をたくさん手掛けている会社があります。
Z世代の転職理由の上位に「年収」が挙げられています。
ということは、多くの方が年収を理由で転職する可能性があるのであればチェックしておくべきですよね。

2つ目は、「計画的なキャリアプランを持っているか」です。

キャリアステップをきちんと考えてくれているかは非常に重要です。ここが杜撰だと技術や経験が身につきません。
優秀なSES企業は、様々な分野の技術に関連する高品質なプロジェクトを持っています。プロジェクトが多様であることは、技術的な成長機会とキャリアパスの拡張を意味します。
どんな仕事からスタートし、成長するとどんなステップがあって、どんな形でステップアップしていくか、わかりやすく説明してくれるか、納得するまで話してくれるか。
質問することにちょっと気が引けるという方もいらっしゃいますが、そもそも就活というのは、選び選ばれる対等な立場にあります。
失礼のないように配慮しても、遠慮はしないこと!忘れないでください。

上記2点だけでも相当絞れてくるはずです。
まだまだ他にも福利厚生だったり、経営の透明性だったり、お伝えしたいことはありますが、それはまた別の機会に。

上記の条件に合わない企業でも、何か特別なこだわりをお持ちで運営している企業もたくさんありますから、そういう企業を探すのも一考です。
結局、自身が仕事に何を求めるかで変わってきますので、ご自身がどうありたいかを考えてみてください。

少しでもご参考になれば。

また来週お目にかかりたく思います。

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