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高校野球の革新が示す企業の未来

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。

本当に暑くなってきましたね。夏といえば、高校野球と甲子園の思い出がよみがえります。野球少年だった私にとって、高校野球は青春の象徴であり、他の多くの人々にとっても特別な感情をもっているんじゃないでしょうか。

今日はそんな高校野球のお話から。

先日ある面白い高校野球の記事を目にしました。

1日50分の練習、徹底的な効率化、26項目のフィジカル数値を設定。
目指す球速に対して、筋トレメニューなどが提示されてる、などなど、非常に革新的なアプローチを取っています。

育成ながらプロ輩出の実績があったり、
150キロの球を投げる人が出てくるらしい。

何なんだこの高校!

興味深いのは、このスタイルに行き着いたきっかけです。雨で練習が休みになった際に部員たちが喜ぶ様子を見て、違和感があったらしい。
確かに、部活動は強制ではありませんし、嫌なら辞めればいいという考えも一理ありますが、現実には辞めずに続ける部員が多いです。私も振り返ってみると、同じような経験をしました。辞めるべきだったかもしれませんが、仲の良いメンバーがいたために続けていた部分もありました。

この学校では、50分の練習時間のうち、30分をフィジカルトレーニングに充てています。効率化を超えたこのアプローチは、まさにプロフェッショナルな視点からのものです。フィジカルトレーニングのメニューは、メジャーリーグやプロ野球のトレーナーが担当しており、選手の育成に焦点を当てています。甲子園は目指していないわけではありませんが、その過程で行けるといいね、というスタンスです。

現在の日本の野球は、運動センスや採用に頼った強者しか育てられていないと書いてありました。

確かに!と思うと同時に、
「これ、会社や社会人でも適用できるんじゃない?」って点です。

例えば馬車馬のごとく残業して、労働集約的に働き、ノルマをこなしてスキルを形成していく。それを信じて妄信的に働く人がいるのは事実で、そういう世界観を持ってる人が一定数いると思います。
またセンスある人を先頭に、十分な能力開発ができていない会社はたくさんあると思います。

社会に出る前の高校生がこんなテクニカルな方法を実践していると知って、画一的な会社の在り方ってもう古いんじゃないかなと感じました。

官僚を希望する人が少なくなったことは有名ですが、その一つの要素として異常な残業が上がられてるのは周知の事実ですし、同時に人材が売り手市場の世の中であったり、週休3日などの多様性も一因だと思います。

まだ大きな実績となっていない事例だけに懐疑的な人も多いと思いますが、もしこの取り組みで甲子園出場なんて実例が出てきたら、社会のあり方にも変化が生じることだと思います。

時間は有限だからこそ、こういう取り組みでの成果を期待せずにはいられませんね。
また隠れた能力を発掘せずに放置している会社はたくさんあるんじゃないでしょうか。

何を目標にするのか、その目標に対して正しいアプローチが何なのか、改めて考えさせられるネタでした。

ここの高校を卒業して草野球で150キロ投げてる人、きっといそうでゾッとしますw面白いけどw

今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。

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