見出し画像

出戻り社員が〇〇%、がセールスポイントになる日がくる?

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。

私は7年前までサラリーマンをしていました。就職氷河期に始まり、結構転々と会社を変わり、色々な会社で勤めさせてもらいました。
振り返って思うのは、私なんかを雇ってもらって感謝しかない、と素直に感謝できます。ただおそらくそれは自分で起業して、やっと理解したというものかもしれません。

そんなありがたい会社に戻りたいかと言われると、うーん、、という感じ。ただすごくいい会社だったと思う会社はあります。

世の中的にそのあたりはどうなのか、最近アルムナイなんて言葉もメディアを賑わせてますよね。

マイナビさん調べですが、転職経験のある方1000人を対象にアンケートをとったところ、3割の方が戻りたいと思ったことがあると回答。

これについては皆さんはどうお感じになられるでしょうか。

隣の芝は青かったのか、比較して気づいたのか、色々理由はありますが、要するに退職前に気づかなかった良い面があると気づいた、みたいな意見が上がってました。

で、今日はそこじゃなくて、次のデータが興味深かったんです。

退職した会社との連絡頻度についてのデータがありました。
頻繁に8%、定期的に24%、何か用事があった時に25%と半数以上がなんらかの接点を持ち続けているということです。

おそらくこういう好意的なデータから、アルムナイも発展していてるんだと思いますが、ここまで採用市況が厳しい中では、退職者のマーケットも捨て置けません。ぜひ活用したい1つになりますね。

ただ問題はどんな辞め方をしたのか、退職時の対応なども大きく影響してきます。

一昔前の退職といえば一方通行なイメージですが、これからはそうでもないということ。

退職時にどう対応するか、などポイントになってくることは間違いないですし、こういうデータがあるということは、今後実際にどれくらいの方が戻ったのか、その方がどう活躍したのかなど、たくさんの情報が出てくると思います。

3割の方が戻ってもいいかもって思っていて、やめた人の半数と連絡が取れる状況にあるという、このデータだけでも現状やれることがあると思います。

まず例えば辞めた方全員と繋がれていれば、3割の方が戻ってくる可能性があるということ。そんな単純なロジックじゃないかもしれませんが、転職のタイミングで再度テーブルに乗るかどうか、全くの知らない方ではないわけで、戦力の計算が立つのが一番のポイント。
大切にしたいリソースです。

最終的に私が思うのは、いろんな媒体での情報開示に、出戻り率みたいなものを今後公表する企業が出てくるんじゃないですかね〜

そうなると出戻り率が低いと、辞める時なんかあるのかなって勘ぐりますねw

一度外の空気を吸って再登板、今までもそれなりに事例としてはありましたが、これをうまく取り込む企業はこれがスタンダードになる可能性もありますね。面白い世の中です。

今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?