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これって素人の作品?!今アツい「ヒーローズリーグ」の感想

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

正月休みの3連休を経て、気づけばもう1月も半ばです。そろそろエンジンかかってきたころでしょうか?毎年1月から3月末まであっという間ですよね。

今日取り上げるお話は昨年スポンサーをさせてもらったものづくりイベント「ヒーローズリーグ」についてです。
昨年末に決勝リーグ、受賞イベントがあり、参加してきました。

コロナの影響でいろんなイベントが縮小される中ではありますが、このヒーローズリーグについては完全オンラインで継続されています。昨年は縁あって個人スポンサーをさせて頂きました。
余談ですが、イグノーベル受賞者の栗原先生や、ウェアラブル界の重鎮・塚本先生も賞を出していらっしゃいます。

今回は230作品が登録されており、全部見るだけでも相当な労力が必要でした。。(笑)

ただ、全部見てわかったことですが

「え?これ素人の域超えてない?」

って作品がとても多くてびっくりしました。

作品数が多いので、とりあえず作ったんかな?!というモノも正直ありました。しかし、中には企業の研究に匹敵するような取り組みや、アイデア、コンセプト、制作過程、アウトプット、どれをとってもとんでもなく素晴らしいモノもあります。

審査をする立場であったからこそ、一つひとつの情報に真剣に向き合えたので良質なインプットを得ることができました。

今日はその中で、私が賞に選んだ作品、そして、誰が見ても素晴らしいと感じる満場一致の作品、あと個人的に面白かったモノをを紹介します。

まず私が選定した賞は「単純明快」がテーマでした。
わかりやすく面白い!を選定基準において、選んだ作品がこちら!

「マッスルゲーミング」
https://protopedia.net/prototype/2628

健康器具って家の中にひとつふたつ眠っていませんか?!
それをゲームの入力デバイスにしちゃえって作品です。
例えばハンドグリッパーをABボタンに、バランスボードが十字キー、わかりやすいけど、操作がめちゃ難しそうですw
余りモノで遊んでしまう点もECOでいいですよねー。
映像にあるスパルタンXは絶対にクリアできないですw

単純明快と言ってる手前、あまり長々と書くと成立しないのでこれくらいにしますw

次は、今回たくさんの賞を受賞していた作品です。
これ本当にすごかったし、プレゼンを聞いて泣きそうになりました。

「子供用成長支援モビリティ ToMo-bility」
https://protopedia.net/prototype/2670

歩けない息子さんのために
「自分の意思で自由に動ける」体験を!がテーマ。
重度の障害(知的・肢体)を持った息子さんという大きなハードルがある中、お父さんの強い意志を感じました。
市販の電動車椅子に後付けの物理ユニットを作成し、コントローラはゲーム機をイメージして息子さんが主体的に押したくなるモノになるよう繰り返し試したそうです。
個人レベルでこんな作品が作れることの凄さ、試行錯誤から正解を生み出す根気強さ、本当に勉強になりました。
YouTubeの映像は3分くらいですが、なかなか衝撃を受けますのでぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=6nIRbkIL_Sg&t=177s

そして最後にもうひと作品。
「Folding Gripper」
https://protopedia.net/prototype/2724

こちらは大学生が研究でやっているモノを出品したものですが、
ロボットアームを紙で製作して使い捨てるという発想に惚れました。
映像をぜひ見て欲しいんですが、射出の瞬間のかっこよさ!
アイデア、デザイン、社会実装できそうという点にすごく感銘を受けました。末恐ろしい大学生がいるもんです。
気持ちいい映像をぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=utmDYPOqkyM&t=16s

新しい取り組みで何をしようとネタを探されてる企業さんが多いと思いますが、こういうイベントのスポンサーを通じて、着想を得るのは非常にいい機会だと思います。
新しい取り組みを考えていらっしゃる企業様も多いかと思いますが、なかなか面白いアイデアってすぐに出てこないことが多いですよね?
そんな時はこういったイベントのスポンサーを通じて、着想を得る機会にしてもいいなって思いました。

毎年開催されているイベントになりますので、ぜひご興味あればご連絡ください!オススメです!

当然、私は来年も参加する予定なので、ぜひご一緒しましょう!

紹介したい作品はまだまだありますので、それはまた別の機会に(笑)
ではまた来週お目にかかりたく思います。

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