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釣り銭ってなぁに?って言われる時代がやってくる。かも。

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

本日は最近ニュースになった、小銭の預け入れ手数料問題。
最後の砦だった郵貯が1月中旬から手数料を取るようになりました。

手数料はこちら。

スクリーンショット 2022-02-12 11.12.18

出典元
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20220118.html

これを見ると、窓口に1円を1000枚持っていくとなると、手数料で1100円が必要になります。
なんと、まさかのマイナスです、、
5円だと1000枚で5000円、手数料が1100円。2割がなくなるという、、

これは少額決済ビジネスを基本とする方には非常に厳しいお話。

銀行からの発表は、
「人口減少や低金利などで銀行の収益環境が悪化し、これまで無料だったサービスを維持するのが難しくなった」
とのことです。

確かに硬貨の取り扱いは重いし嵩張るしコストかかりそうですよね。
ATMでも時々硬貨が詰まってメンテナンス中で使えないなんてこともたまにあるし、確かに面倒な気がします。

以前noteでもお話しましたが、またまたここでも今まで無料だったモノが有料に。最近のトレンドですね。

このニュースを見て、竹藪の2億円を思い出しました。
私が小学生の頃は竹藪を見たらみんな口にしていたあの珍事件のお話。
時代は変わって同じ2億円でも小銭で見つかる、なんて日もあるかもと妄想してしまいましたw

冗談はさておき、最近私はほとんど現金を使わない生活を送っています。
財布を忘れて出かけてもなんとかなるくらいです。

基本的にスマホとクレカがあればなんとかなります。
むしろスマホのバッテリーの方が大切なレベル。
もはやマズローの5段階欲求の下にバッテリーが追加されそうな時代ですよねw

今、国をあげて電子決済を推進していますし、この流れを見れば硬貨の価値が薄れていくことも当然なのかもしれません。

硬貨は、製造、輸送、管理、全てにおいてコストが割高でですが、
そんな風に硬貨自体を考えてしまっていることに少し寂しさを覚えます。

ただ一方で、おもしろい話題もありました。
大量に硬貨が集まる神社の取り組みがニュースになっていて、なんともご利益がありそうなお話です。
コインチェンジというサービスで、おつり用の小銭を求める商店に対して無料で両替を行うというもので、
神社に来てもらえるってところも含めてまさに三方よしのサービスだなって思いました。
こういった取り組みは、これから各地で広がっていきそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7392382c8d2d01c8e85a639fb52cd4511ff6a926

とはいえ、硬貨にとっての逆風は続いていくでしょうし、今後はどうなっていくのでしょうか。

お賽銭も将来的には電子決済という未来はありそうな気がします。境内に大きなQRコードがあって、みんなで読み込んで金額入力、シャリ〜ンみたいなw

そういえば、10年以上前にハワイの出雲大社で御守りを買ったんですが、クレカで買えたんです。
あの時、すごく特別なことをしたように感じていましたが、近い将来これも特別なことではなくなるかもしれません。

ガキの頃、缶いっぱいに小銭を貯めて喜んでいました。(10万円とか、50万円貯まる貯金箱流行りましたよねw)あの習慣が覆される時代が、着々と。

いずれこの流れだと、1円や5円あたりは早々に消えてゆくのかもしれません。

私たちが年老いた頃、孫に1円や5円を見せながら
「昔はこれでお金を払ったり、お釣りをもらったりしてたんだよ〜。」
「え?お釣りってなぁに?」
みたいな昔話。コロナ禍でお年玉もキャッシュレスが話題になりましたよね。時代は刻一刻と進んでいます。

効率を求めることは当然のことながら、手触り感のある、親しんだものが消えてゆくのはどこか寂しいものです。
最近全く現金を使わなくなった、私の矛盾したお話でした。

明日はポケットにジャラジャラと入れて歩こうかなw

また来週お目にかかりたく思います。

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