見出し画像

オンライン採用イベント「みそかつ社エンジニア・デザイナー転職会議」のウラガワ

約1ヶ月前の5/30(土)、名古屋のIT企業8社があつまるオンライン採用イベント「みそかつ社エンジニア・デザイナー転職会議」を開催しました!

会社紹介+フリートークの完全オンライン採用イベントという珍しい企画でしたが、参加者31名と名古屋でも中規模のイベントになりました🎉
これも参加企業のご担当者様や参加者様のおかげです。

今回の貴重な体験や知見をすべての人と共有したい!何より主催の「みそかつウェブ」運営チームとして思い出を残したい!ということで企画〜当日までをnoteにまとめます。

半年前の「採用イベントやりたいね〜」が現実に

イベントの発端は昨年12月の「名古屋のPdMで語らう忘年会」。
ここで「名古屋で採用イベントやれたらいいね〜」という話が出ましたが、当時は主催のみそかつウェブすら存在していませんでした。これがすべての始まり...。

みそかつウェブ発足!地域の企業も、自分たちも嬉しいイベントって?

その後、今年1月にfreeeとPREVENTのエンジニア・デザイナーが改めて集まり「名古屋という土地を生かし、エンジニア&デザイナーコミュニティを盛り上げる」ために「みそかつウェブ」がスタート。

オンラインで毎月イベントを開催してきましたが、3つ目のイベントの企画段階でこんな意見が集まりました。

- 誰かの背中を押せると嬉しい
- 地域の人を集められたらいいな
- お互いの会社に役立つ活動だとよいよね

ここから「ずっとやりたかった採用イベントをやろう!」と盛り上がり、すぐに決定となりました(ちなみに「みそかつ社エンジニア・デザイナー転職会議」は「名◯社 転職フェア」から来ています...)。

当時の議事録を振り返っても「オンラインで開催できるかな?」という不安は少しも感じられず、運営メンバーのポジティブさを感じます。

しかしすでに開催2ヶ月前。すぐに大まかなスケジュールが作られ、まずは参加企業を集めるために運営4人で計20社への声掛けが始まりました。

画像1

(その場で作られたスケジュール。最終的にこの通りに進んだのは会議をいつもリードしてくれる@moaieeeさんのおかげです)

開催決定のボーダーラインを超えられるか?

各社への声かけの結果、2週間で8社の参加企業が決定!

ここからは週1の会議でイベント詳細を詰めつつ、イベントサイト作成・告知の戦略決定などのタスクを個人で進めていきました。

画像2

(会議の議事録&TodoリストとなったGoogle Documentは本イベントだけで36P超え。活動記録から小さなアイデアまで、すべてが詰まったみそかつウェブの財産です)

そして5/13(水)。ついに参加者募集がスタート!
@_mmotoさん力作のイベントサイトにより、運営メンバーのテンションはMAXを迎えました👍

画像3

(お手製のみそかつロゴに注目👀)

しかしここからが大変。採用イベントである以上、一定数の参加は必須です。そのため運営では「開催1週間前に25人集まらなかったら中止」というボーダーラインを掲げていました。

イベント公開後の運営チームは申込者数で一喜一憂。もちろん開催することを前提として当日スライドの準備などを進めつつ、あらゆる告知の手を打っています。

- キーワードごとの検索ボリューム調査(サイト公開前)
- facebookでのイベント検索対応
- 公式Twitterでの告知
- キーワードごとでのいいね数RT数チェック
- 参加企業の告知記事の拡散
- 参加コミュニティや会社での拡散
- イベントサイト作成をブログにまとめる

みそかつウェブには公式Twitterアカウントがあり、本イベントでは告知とイベントサイトまでの誘導が重要な役割です。
上記の施策とTwitterのアナリティクスやサイトの閲覧数を照らし合わせることで、次回にも活かせるポイントが見えました。

- いいね数よりもRTが重要
ツイートごとに運営メンバーがRTするのは地味だけど効いた。ツイート時よりも、参加企業のRT(引用ツイート)後にサイト閲覧数が伸びた

- 参加するか否かに直結する内容が重要
最初のイベント告知ツイートと募集職種ツイートが伸びた。

- イベント直前まで告知は重要
イベント前日・当日に再度募集職種をツイート。直前でもページビューは伸びて応募につながった

画像4

(イベントサイトのGoogle Analytics。5/18に公式アカウントでツイート&参加企業3社さんがツイートした後に一気にページビューが増えました。)

そして開催決定日前日になんとか参加者25名を達成!ギリギリだったので、裏で運営チームはかなり必死に動いてました。

画像5

(開催決定に沸く運営メンバー。RTに協力してくださったみなさん本当にありがとうございました!!)

Remoを使うならデモンストレーションは実施して正解

告知に飛び回る一方で、裏では@asashin227さんメインで当日使うRemoの準備が進んでいました。

Remoとは?

オンラインでイベント、カンファレンスができるツール。Zoomなど他ツールとの最大の違いは、全体を1人〜6人のグループに区切れることです。

検討段階でRemoの使用経験があるメンバーはいませんでしたが、以下の理由から今回のイベントにはピッタリでした。

- 全体での会話とテーブル単位での会話を分けられる
全体への会社説明と、採用担当者とのフリートークの両方が可能。参加者が自由にテーブル移動できるので、オフラインの採用イベントに近い状況を作れる。

- 一般的な会議ツールで使える機能を備えている
画面共有、チャットなどの基本機能を備えているのでZoomなどを使ったことがあれば使用が比較的スムーズ。今回は使いませんでしたが、タイマー機能やYouTube配信機能もありました。

デモンストレーションの流れ

運営もRemoが初めてだったことや、スピーカーは操作がやや特殊だったことから、開催1週間前に参加企業を招いてデモンストレーションを行いました。

当日の大まかな流れは、「オープニング→会社説明→フリートーク→クロージング」ですが、この中でもスピーカーの入れ替わりが多い「オープニング→会社説明」の部分を確認しました。

本番と同じように運営メンバーがオープニングを行い、参加企業の担当者様には順番どおりスライド共有と発表(最初と最後のみ)をしていただきます。特に最初の担当者様は準備タイミングが掴みづらいので、オープニング最後のスライド内容や本人への振り方も確認しました。

画像6

(デモ参加者と運営には事前にRemoの使い方をまとめたスライドが配布されました。@asashin227さんの力作です)

結論から言うと...デモンストレーションをやって大正解でした!!

RemoはZoomと異なり、テーブルごとに話せるモードとプレゼンテーションモードの切り替えが必要です。

画像7

(テーブルごとに話せるモード。同じテーブルに着席している人の声・カメラしか表示されません)

画像8

(プレゼンテーションモード。スピーカーの声と画面が全体に表示されます)

この切り替え操作がRemo特有だったので、企業担当者様・運営共に確認できたことで当日の不安要素が減りました。

特にデモで確認できてよかったのは以下の点です。

企業担当者様(スピーカー)
- プレゼンテーションモードでの出入り(Zoomと異なり、カメラと音声のON/OFFを切り替えて自分の表示/非表示を切り替える)
- 画面共有の方法

運営
- 司会者の出入りのタイミング
- トラブル時のサポート方法
- 一般アカウントで入った人をスピーカーとして招待する方法
- 企業担当者からのフィードバックを貰えた(当日の全体アナウンスなど)

その他にも、スピーカーモードで「スピーカー以外の音声はまったく聞こえなくなる」という点に気付けたので、当日の盛り上げ方やタイムオーバー時の声かけなど、運営側で追加で考えるべき点を見つけられました。

イベント成功!そして次回へ向けて

イベント前日。順調に準備が進んだので、当日の役割の確認と円陣(もちろんオンライン)だけで済みました。

画像9

(役割分担メモ。運営は4人なので、どの段階でも各自やることが詰まってます)

そしてあっという間に迎えた5/30(土)16:00。いよいよイベントスタート!!

スクリーンショット 2020-05-30 17.03.03 (1)

(オープニング。緊張している...笑)

40名以上の前で話すので司会はかなり緊張しましたが、みなさんがチャットで盛り上げてくださったので「いける!」と感じながら話すことができました。

話す側になると分かりますが、「88888」(拍手)だけでも本当に嬉しです!!

途中ちょっとしたトラブルもありましたが、運営メンバーでフォローしつつ無事イベントを終えることができました。

画像11

(運営チームは本番中もslackでコミュニケーションを取りながら進めていました👍)


イベント終了後は、次回のイベントに向けて参加者様・参加企業様にGoogle formのアンケートにお答えいただきました。今回その一部を公開します。

本日のイベントに参加しようと思ったポイント・期待した内容を教えて下さい

画像12

複数企業の情報を一度に得ることができるのは大きなメリットとなりました。今回は時期的に「オンラインイベントである」がポイントとなりましたが、今後この値がどう動くか気になります。

IT系のイベントにお申込する際に、興味のあるキーワードをお選びください

画像13

エンジニアの参加者が約6割だったこともあり、「エンジニア」や特定のフレームワークや言語が上位ワードとして挙がりました。
一方で「働き方・リモートワーク」も上位にきています。個人的には、他のイベントとは被りにくいのでぜひやってみたいテーマです。

その他、多数のコメントもいただきました!

参加者様
- ちょっと休憩できる雑談部屋もあったのがよかったです。企業の方がどの方も誠実で、質問や質問にもならない発言にも、丁寧に回答してくださり、感謝いたします。開催ありがとうございました。
- 生の声のお話を聞けて、イメージが湧きやすかったです。所用がありフリートークに参加する時間が確保できなかったのが心残りです。
- ボイスチャットは一人話していると他は黙ることになり、質問や雑談しにくさも感じた

参加企業様
- 運営の皆さまお疲れ様でした!新しい形のイベントでとても楽しかったです。弊社は他社様の会社説明が面白かったということで候補者の方には出会えなかったものの別の意味での満足度は高かったので、本当に良い機会をいただき感謝しております。ありがとうございました。
- 参加者の技術セットが見えると良い。待機中に声がかけやすい
- 「声かけ待ちブースがある」と良い

アンケート回答だけでなくTwitterでのタグ付き投稿も、運営メンバーがしっかり目を通させていただいてます!

その後、皆さんのフィードバックをうけて運営メンバーで振り返り会を開きました。

- とりあえず参加企業を募るのは楽しかった。こういう口実があるといろんなところにアタックできて楽しかった
イベントサイトをつくりたい欲があったので、良い機会をもらえたなぁと思いました
人数がギリギリだったので、告知手段は今後もアップデートしたい
- イベント自体は参加者との話す時間を増やす方に舵を切ってもよかったかもな
- remo見ながらTwitter投稿しつつSlackにも気をつけているのなかなか大変だった
画面が見えない&音なしではかなり盛り上げがむずい。チャットの盛り上げに全てがかかる

様々な反省点はありましたが、メンバー全員から「やりきった」「楽しかった」という声が上がり、自然と「次はこうしたい」という声が出たのが最高でした!

これからも「みそかつウェブ」はITに関わる皆さんが楽しい・嬉しいイベントを名古屋からお送りします。

みそかつウェブの今後が気になる...という方は、ぜひTwitterからイベント告知をご覧ください!!

次回予告📺

まだ未定ですが、ブレスト内容をちょこっと見せ。リクエストもTwitterからお待ちしてます。

イベント案
- 各社リモート状況
- エンジニアにとって地方と東京って何が違うのか?
- SI -> Webに来てみてどう?
- ラジオパーソナリティみたいな役割をもってゲストエンジニアを招く
- お遊びイベントやる。(芋煮会、みそかつを送りつける)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?