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仕事が続く人の『愚痴』

約10年間の間、引きこもりや日雇いバイトをやってその日その日を消化試合の様に生きてきた幼馴染。凄く頭の良い人で、学力的な話でいうと偏差値70を平気で叩き出すし、実際に高学歴。ただ、学歴なんてものは歳を重ねれば重ねるほど学歴を武器にした努力を積み重ねられなければ無駄で意味がなくなる。幼馴染は、優し過ぎて傷つきやすく、他人の痛みに敏感で記憶力もよく、それが多大な仇となり10年間を棒に振った人だった。

そんな人が、ある行政機関の氷河期採用を受けて成績TOP入社を果たした。苦節10年。面接では、介護に追われていてなかなか就職が難しかったと話したらしい(それも嘘ではない)。

で、ここからがようやく本題。
今の会社に入ってから半年経ったころ、初めて仕事の話をマトモに聞いた。聞けば聞くほど、休みがない。休みの日も絶え間なく個人宛に要返信な内容がくるし、土日の緊急出社もそこそこある。先月は残業代だけで20万だったらしい。だけど、嫌な感じでも疲れて精気がない感じも全くない。不満を言わないわけじゃない。明らかに『愚痴の種類』が今までと変わった。なんというか段違いで、『何かを改善しようとしている愚痴•不満かつそれが自分に出来ると信じている自信』を感じた。この手の愚痴を言う人の事を私は他にも知っている。

【今の仕事が向いていて(もしくは自分なりにやる意味を感じていて)、仕事が続く人の特徴】なんだと。

ここまで来るのは、正直容易じゃない。
組織の歯車ではあるんだけど、歯車ではない動きもできて一目置かれる感じ。

結局は、諦めない(探し続ける)•続ける•芯を持つことが大事なのかと…燃え尽きる前にね。

なんて難しい事なのか…しかし、何処か自信を持っている人からは凄まじいエネルギーをもらえるこては確か。こちらまでポジティブになる。…そして、また会いたくなるんだよね。

こういう人に、自分もなりたい。

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