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パーマカルチャーのオススメ本(入門編)

パーマカルチャーってなに?

人間にとって恒久的に持続可能な環境をつくりだすデザイン体系

(『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』)

地球の上でたのしく生きるためのくらしの工夫のこと

(『みんなのちきゅうカタログ』)

こんなふうに説明するけれど、いざ理解につなげようとすると複雑だったりする。そこで入門編としてとっつきやすいなと思った本をまとめてみた。

都会からはじまる新しい生き方のデザイン

エムエム・ブックス

「EDIBLE」「DIY」「EDGE」「GIFT」「STOP」の5つのキーワードを元にパーマカルチャーのエッセンスを取り入れた事例や人や場所を紹介したり、対談が掲載されている。
時折パラパラと読み直してみるといろんなつながりがみえてくる一冊。

ソーヤー海=監修
エムエム・ブックス=刊
2015年2月9日発売

みんなのちきゅうカタログ

TWO VIRGINS

わかりやすいイラストとユーモアあるワークブックが掲載されている
子どもたちにパーマカルチャーを伝えるべくつくられた一冊

食べる
作る
エッジであそぶ
デザインする
立ち止まる
続けていく

という8つのテーマにそってまとめられている

 TWO VIRGINS さんの note で全文公開

ソーヤー海=監修
福岡梓=文
川村若菜=絵
トゥーヴァージンズ=刊
2018年6月発売

地球のくらし1 自然に学ぶくらしのデザイン

農文協

地球のくらし2 土とつながる知恵

農文協

地球のくらし3 水をめぐらす知恵

農文協

地球のくらし4 火をあつかう知恵

農文協

地球のくらし5 自然エネルギーをいかす技

農文協

四井真治 =著
宮崎秀人 =立体美術
畑口和功 =写真
農山漁村文化協会(農文協)=刊
2016年6月発売

地球の暮らしシリーズは
1「くらし」 
2「土」
3「水」
4「火」
5「力」 
のテーマにそって掘り下げた全5巻
造形作家作製の人形で立体的に表現された絵本はどれも手間暇かけられて深い愛情を感じるし、暮らしに取り入れやすい例も掲載されている。
八ヶ岳での四井家の暮らしが舞台となっていて、実際のフィールドに行くとその美しさに感動。


手元に持っておきたいお気に入りの本ばかり。

少し話はズレるけど
本の購入に関しては本屋さんや出版社から直接の購入をオススメしている。(先日、地元駅の本屋さんが閉店していてさみしい気持ちになった。)

どこの本屋さんでも基本は取り寄せ注文できると思うし、 オンライン書店  e-hon では登録した最寄りのMY書店で注文した受け取ることも出来る上に、自宅で受け取ったとしてもその書店の売り上げになるそう。
(最近教えてもらった。)

https://www1.e-hon.ne.jp/content/guide/about_e-hon.html

書店という存在は
パーマカルチャーの10の原則の

多様性
重要機能のバックアップ

を持ち合わせているなと感じたし

図書館って存在自体が
パーマカルチャーの3つの倫理の

Fair share

じゃないかなって感じた。

(地球のくらしシリーズに関しては、その時住んでいた地域の図書館にリクエストしたら全部揃えて所蔵してくれた。)


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