丑三明美

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京大文藻12 表紙解題——美しい希望としての星

※京都大学ライト文学研究会2020年9月6日発行「京大文藻 第12号」の序文とした文章です。  今回の統一題は「くじ引き」です。そこで、タロットカードの「星」の絵柄を基にして表紙を描きました。宝くじを買わない私にとって、身近なくじといえばおみくじや占いで用いるタロットなのでした。  タロットの「星」は水瓶座と象徴的に結びついているのですが、本来「星」で水瓶を持っているのは女で、私が直接のお手本にした十九世紀の画家アングルの作品『泉』もそうでした。けれど私は表紙で水瓶を持つ者

    • 少し胸がざわめく時に

      言葉の置き場としてnoteを使ってみる。 11月末が次の〆切だから、昔mixiでやっていたみたいに長めの文章を書く練習を始めたほうがいいかしらと思ったのもある。 丑三明美というのは初めて文芸同人誌に寄稿する時に考えた筆名である。元々明美というハンドルネームを古くから使っていて、これからの自分の何かしらの活動に使う為に何かそれに苗字がほしいと思って考えた。明美は自分が胎児だった時の仮称であったから親がくれた名前だけれど、丑三は自分で考えて付けた名で、牡牛座の頃の生まれなのと

    京大文藻12 表紙解題——美しい希望としての星