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MUSIC PLANETに合格して辞退した話

 珍しい経験だと思うので記録に残しておきます。

応募のモチベ

 インスタを見ていたら広告が流れてきたから。ちょうど休学していたこともあり勢いで応募しました。

1次審査

 まず、LINEで登録をします。すると「一週間以内になんか歌ってその録音を送れ」的なメッセージが来るのでその通りにします。ちなみに私は2週間後くらいに送りましたが耐えました。ここまでは全部LINEのやりとりです。

 私が送ったのはフジファブリックの「茜色の夕日」でした。今回はアカペラ縛りがあったので一番アカペラに合うと思いこの曲を選びました。

2次審査

1次を通るとこのようなLINEが来ます。他のネット記事を見ると1次の倍率は10倍くらいらしいですね。一応言っておくと、私はそんなに歌がうまくはありません。下手でもないんですがカラオケではいつも85~90点あたりで安定するタイプです。

 2次は面接です。ここでは歌ったりすることはないです。意気込みだとかパッションだとかが聞かれます。ここで私は自分の邦ロックへの愛をひたすら語り続けました。他のネット記事を見ると2次で落とされることは基本的にないらしいです。

 1次で提出した歌のフィードバックをこの人からいただきました。

合格をいただいてから

 その後2日くらいして合格の連絡をいただきました。そして、ここからが問題なのですが1週間以内に77万円を振り込めということなのです。

 いろいろ検討した結果辞退することにしました。実際めちゃめちゃ悪い話なのかというと後述するようにそうでもないのですが、私にとっての利が少ないなと思いました。

 さてお断りのLINEを入れてから3日ほど未読無視をされ、少し不快になったのですが、その後お電話をいただきボイトレとかを減らす代わりに30万円まで値下げすると言われました。

 それもお断りしました。これにておしまいです。

MUSIC PLANETのビジネスモデルと辞退理由

 まず、MUSIC PLANETは芸能事務所とかでもなんでもなくあくまで歌手育成プロジェクトでしかないということです。MUSIC PLANETは歌手に対し

  • 楽曲

  • ボイトレ等アドバイス

  • ホームページ制作

  • ライブハウス使用権

  • カラオケへの楽曲提供

を提供するだけであって各界とのコネを繋いでくれるだとかそういうことはなくあとは自力で頑張ってねシステムなのだということです。実際このビジネスモデルは合う人には合うだろうとは思います。

 私は「MUSIC PLANETのサポートに対する費用は妥当か考察してみた」これを参考に考えた結果辞退する運びとなりました。

 どうしても「これって軽音サークル入って作曲できる人間とバンド組んだり、ボイトレ教室通ったり、ホームページ自作した方が面白いし安くね」という気持ちが拭えなかったからです。

 もちろん、77万円を課金すれば既にパッケージ化されたものが楽に手に入るというのはあるんですが「唐揚げ粉を買うよりも小麦粉と片栗粉自分で混ぜたほうが安い」理論を展開せざるを得ませんでした。

 あと、もう一つ理由があって、カネの匂いがしたからです。オーディションもしっかり選考したわけじゃなく一曲の出来だけで判断されたし、合格してからも値下げ交渉だとか、仮の金額の見積もり書すらなく、あまり印象はよくないです。

 以上が今回辞退した理由になります。別にMUSIC PLANETが悪いとは言わないんですが、私には合わないと思いました。今後、この文章が皆さんの参考になれば幸いです。

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