宮原眼科という、美しくて美味しい空間。
赤十字に梅の花をあしらったマークに、宮原眼科の文字。
今風に言うと「映えるアイスクリーム」がある台中を代表する観光客が押し寄せる店。見た目だけでなく、味の方も美味しく1階のカウンター売り場はいつも混雑している。テイクアウトなので店の横で食べている人の数も同じく多い。
スイーツのパッケージが本だったり、レコードジャケットだったりCDケースだったりと、これでもかと言わんばかりに可愛い。「可愛い」と言っていると店員が来てとても流暢な日本語で商品の説明をしてくれる。ユニフォームもお洒落で気軽に一緒に写真に収まってくれる。日本語で丁寧に商品の説明をされると、つい買ってしまいそうになる。
建物自体は台中駅前にあって日本統治時代の「宮原眼科」を日出がリノベーションしている。
台湾の歴史的建物が好きな私としては、あえて古い部分を見せて新しい部分とが融合していているこの美しさに感動した。
入り口の足下には蟻のモチーフが10匹埋め込まれていて、「アリガトウ」の意味らしい。
台湾の人には理解されているのかな。
中に入ると吹き抜けの中に本棚がそびえ立つ。ぱっと見は本に見えるのは、リノベーションした時の廃材。補強用の鉄筋も控えめな色で目立たなくしている。
クリスマスのデコレーションの時にまた訪れてみたい。
本棚にはフクロウもいる。
どこにフクロウが居るのか見つけられましたか?
次回は、「宮原眼科」の2階にあるレストラン「醉月樓」を紹介します。
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