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『HEARTS BEAT LOUD』 過去を手放す勇気

今日も1日お疲れ様です。tabeです

もう令和になってから一年近くが経つんですね。
去年の今頃は、「令和だ!」なんて盛りがってたのに、今年はそんな盛り上がることなくしみじみと終わってしまいそうですね。

歳をとる度に時の流れが早く思えるのは何故でしょうか。
多くのことを経験するからでしょうか、慣れるからでしょうか。

理由なんて、この際どうでもいいんですけれど
前に進むことって、少し寂しかったりする。

それは自分だけでなく、大切なひとが次のステージに進む時も。
そんな背中を押す方も、押される方もこの季節は多いはずです。

今日は、前へ進む勇気ある娘とちょっと寂しいパパのお話
『HEARTS BEAT LOUD』をご紹介させて頂きます。

あらすじ

元ミュージシャンのフランクはブルックリンのレッドフックで17年営んでいたレコードショップをこの夏に閉めることにしました。彼は、シングルファーザーとして娘サムを立派に育てあげました。

そんなサムは、音楽の才能にも、学問の才能にも恵まれていて、LAの医大へ通う事が決まっていたのです。

ある夏の日、ふたりでレコーディングした曲をSpotifyにアップロードしたところ瞬く間に拡散され話題となります。

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フランクは急に未来の扉が開かれた気分になります。当然ですよね、愛情をたっぷり注いできた娘に音楽の才能があって、一緒にまた夢を追いかけられるなんて想像したら… 有頂天とはまさにこのこと。

しかし、現実主義のサムには向き合わなければならない人生の課題が山積み。
自分の恋、進路、父親の今後…

夏の終わりが近づき、フランクもサムも決断を迫られます。
彼らが最後に選んだのは、音楽を通してお互いの背中を押しあうこと。
二人が新たな人生に一歩踏み出すために。

ブルックリンの街並みを背景に、夢に向かって走り出すと、その背中を押す父との心温まるハートフルな物語です。

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この映画の副題である「たびだちのうた」から以前紹介した「はじまりのうた」を想像された方いますよね。私もです笑

この作品も同じく、過去を懐かしみ、受け止め、前に進む。
人生で何かしら大きな選択をした人は共感できると思います。

大切なものが手から離れていく瞬間。
それは今までの時間記憶が輝きだす瞬間でもあると思います。

思い出は誰にも奪えません。
心のうちに大切にしまっておきましょう。
時々、懐かしむくらいがちょうどいいんじゃないかな…

「1日でいいから、あの日に戻りたい」
そんな記憶がある方は、ぜひ観てみてください。

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